出版社内容情報
同心の藤掛飯伍と配下の由造、そして鶴次郎が南町奉行所を舞台に暴れまくる人情味あふれる捕物帖。名コンビ入魂の力作！
▼第１話／狼の睾丸（ふぐり）１?４▼第２話／心中まことにおだやかならず１?２▼第３話／おたつ殺し１?２▼第４話／ろう女（め）１?３●登場人物／藤掛飯伍（ふじかけはんご／狼の睾丸との異名を持つ同心。鋭い洞察力で難事件を解決）、羽子板の由造（はごいたのよしぞう／飯伍の配下で活躍する十手持ち）、ろう女（ろうめ／飯伍を慕うろう人形師）●あらすじ／将軍の息子であるという天一坊が、証拠の品を持って江戸に乗り込んでくる。しかし、偽者を将軍に会わせたとあっては一大事。そこで大岡越前は、天一坊がほんものか偽者か判定する役に、その気性の激しさから「狼の睾丸（ふぐり）」と噂される飯伍を抜擢した（第１話）。▼愛人と一緒に死のうとしている女を助けて、いい目をみようという計画をたてた飯伍と由造。鼻息を荒くして、いざ心中の現場に乗り込む二人であったが……（第２話）。▼またまた女目当ての飯伍と由造。今度は不倫中の女をゆするという計画をたてる。しかし翌朝、お目当ての女の首なし死体が発見された……（第３話）。●その他の登場人物／大岡越前
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dai（ダイ）
16
初めの頃の主人公が違う人だったとは知らなかった。2017/05/22
kazu@十五夜読書会
14
再読、むかーし週刊ポスト連載時からのファンで、全巻大人買い。置き場所に困り一部処分したが整理中に発見！「狼の睾丸」鶴次郎登場前の、飯伍が主役、偽天一坊の始末。2013/03/19
かやま
1
なんか忘れてるかもしれないけど多分初小池一夫。時代劇はどうにも難しくてあまり読まないんだけど、わからないなりに面白いのはやっぱり凄い。主人公変わるらしいけど勿体ないなあ。魅力あるのに。2015/09/12
