出版社内容情報
中島らも、谷村志穂、喜多嶋隆、香山リカなど２６人の著名人が名作コミックへの様ざまな思いを綴るエッセイ。２６人分の感動を、あなたにもおすそわけします。
萩尾望都、吉田秋生、篠原千絵、あだち充・・・彼らの名作コミックを、２６人のコミック読みたちが読んだ。中島らも、佐藤嗣麻子、小谷真理、谷村志穂、喜多嶋隆、堀田あけみ、香山リカ、山本昌代、渡辺えり子・・・。すぐれた作品を読んだ、すぐれた書き手の感じ方とは？ 作品解説とは異なった２６本の珠玉のエッセイは、ときには懐かしく、ときには感動的に読む人の心をとらえます。 小学館文庫（コミック版）に、これまで掲載された、１５０本以上の解説エッセイから、コミック作品別に２６本を選びました。これらのエッセイは、すべて書き手の青春賛歌であり、読者へのメッセージです。小説家、演劇人から大学教授まで、これほど幅広い分野の書き手が、コミックに関連して執筆したエッセイ集は、初めてであり、一読の価値ありです。
内容説明
振り返れば青春の片すみに少女まんがが転がっていた…。２６人のまんが読みがつづる、珠玉のエッセイ集。
目次
萩尾望都を読む
佐藤史生を読む
秋里和国を読む
楳図かずおを読む
惣領冬実を読む
あだち充を読む
篠原千絵を読む
名香智子を読む
吉村明美を読む
吉田秋生を読む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フリスビー
5
作品ガイドというより、様々な書き手による傑作エッセイ。扱っている漫画家は、萩尾望都、惣領冬美、あだち充、吉田秋生など。書き手は、中島らも、角田光代、森田正光（気象予報士）、香山リカなど。その作品を好きな理由を、自分の半生と重ねて書いている書き手が多く、読んでいる自分も色々と考えさせられた。とりあえず「11人いる！」と「BANANA FISH」が読みたくなった。2018/03/11
