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出版社内容情報
華やかなミュージカルの裏で謎の死を遂げた花夜子…。様々な人間模様を甲斐よしひろの曲にのせて展開するサスペンス!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
怜
30
萩尾望都が甲斐バンドのファンであるのと甲斐よしひろとの対談でこの漫画ができた稀有な漫画。甲斐バンドファンなら楽しめるが、そうじゃないひとにはちょっと置いてきぼり感はぬぐえないだろう。わたしは甲斐バンドファンなので、2部の翼あるものからの出だしがたまらなく好きでした。当時本気でこの漫画のサントラ作ろうとしてました(笑)2014/10/30
くたくた
29
甲斐よしひろとミュージカル、それにミステリー三兎を追って三匹仕留めた傑作ですね。1988年11月初版。書店で見かけていつか読もうと思っていたのに忘れていたのを、読み友さんのレビューで思い出す。BGMは甲斐バンドのGreatest Hits Live/ THE BATTLE OF NHK HALLB 洋楽/邦楽、ロックからクラシックまで何でもござれの夫とKPOP好きの娘のためにファミリーで入っていたAppleMusicが大いに役立っている。
くさてる
13
甲斐バンドのファンでなおかつ萩尾望都ファンの人が羨ましい。なぜならこの作品を完全に楽しむことができるのはそのひとだから。わたしは甲斐バンドが全く分からないので、その面がちょっと悔しかった。ミュージカルのように歌詞を使いながら語られるストーリーは、それ自体がミュージカルによくある成功物語なので違和感なく楽しめたけれど。2014/10/25
おーすが
7
甲斐バンドの楽曲はHEROくらいしか知らず、読んでからいくつかの楽曲を聴いてみた。初読とイメージががらりと変わって、良くも悪くも面白い体験が出来た。2023/06/28
みのにゃー
3
処分前の再読。萩尾さんの甲斐バンド愛にあふれた実験的な作品。作中に30曲も使用。場面に合わせて歌詞がちりばめられている。私も甲斐バンドが好きだったら楽しめたかも。ストーリーは萩尾さんには珍しい現代日本、芸能界が舞台のミステリー。2018/07/06