フラワーコミックス 少コミ ふしぎ遊戯 〈１３〉

渡瀬悠宇

小学館（1995/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 179p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091362230
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

美朱は、図書館で見つけた古い本の中にひきこまれ、そこで鬼宿という男の子と出会う。ふつーの中学生、美朱がくり広げる愛と冒険の物語！

四神天地書の世界から現実の世界に戻った青龍の巫子・唯と朱雀の巫子・美朱、そして朱雀七星士・鬼宿（たまほめ）。唯は現実の世界に青龍七星士の角宿（すぼし）を呼び出す。美朱（みあか）を追いつめる角宿。朱雀（すざく）を封印され、力が使えない鬼宿だが、なんとか角宿を倒す。一方、紅南国は倶東（くとう）国と交戦中。朱雀七星士の星宿（ほとほり）は、青龍七星士の心宿（なかご）と対峙していた。心宿の野望のせいでこの戦争が起きたことを知った星宿は、心宿に斬りかかる。一矢報いることはできたが、逆に瀕死の重傷を負ってしまう星宿。一方美朱は、唯が青龍に願ったために、四神天地書に入れなくなり!?　●収録作品　ふしぎ遊戯

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

第1部クライマックス。美朱を追いつめる角宿。朱雀を封印され力が使えない鬼宿だが、なんとか角宿を倒す。一方、本の中では、紅南国は倶東国と交戦中。星宿は、青龍七星士の心宿に一矢報いることはできたが、逆に瀕死の重傷を負ってしまう。唯と美朱が和解してついに元の親友に戻って、新宿に青龍、朱雀と召喚され壮大なスケールを展開。心宿VS鬼宿戦で亡くなった朱雀七星士たちの再登場に感動。朱雀への最後の願いで「鬼宿と決して離れない」ことを願った美朱は、大学生の奎介が連れて来た鬼宿の記憶と誓いの指輪を持って転生した宿南魏と再会。

2020/10/06

[つーこ]

第1部、完・・。って、続くの！？これ。　ここで終了でも十分スペクタクルで感動的だったと思うけど。

2013/10/13

[梅みかん]

第一部完。いろんなものを失って、それ以上にいろんなものを得ることができたんだと思う。朱雀七星士の死も、心宿の死もみんな悲しいし、別れはつらい。でも、それを経験したから、再会の喜びもある。

2016/10/23

[十六夜（いざよい）]

１８巻まとめて買ったのにここで終わり？思わず中身が最終巻と入れ替わってないか確かめちゃったよ。主要人物がバタバタと死んで、鬼宿も消え、時を超えて再会…って完全に最終回やん。下手に長引かせない方がいい作品の方が多いぞ。

2015/05/05

[呉藍]

ラブコメどこに行った……としばし遠い目。いつかの彼女（彼？）が消えてしまったときもそうだったけれど、まさかの退場ラッシュに茫然としてしまうなあ。朱雀側にも青龍側にも容赦なく別れがあるんだもの。癒し系な人ばかりがさようなら。

2010/12/14