フラワーコミックス 少コミ ふしぎ遊戯 〈５〉

渡瀬悠宇

小学館（1993/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 188p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091343550
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

美朱は、図書館で見つけた古い本の中にひきこまれ、そこで鬼宿という男の子と出会う。ふつーの中学生、美朱がくり広げる愛と冒険の物語！

朱雀（すざく）を呼び出して、紅南国を護り、唯との友情を元通りにする。そのために、残りの朱雀七星士を捜す旅にでた美朱（みあか）。そして、新たな七星士・軫宿（みつかけ）をみつけることができた。これで、鬼宿（たまほめ）、星宿（ほとほり）、柳宿（ぬりこ）、井宿（ちちり）、翼宿（たすき）と合わせて６人。残るは張宿（ちりこ）ただ１人。そんな時、美朱は不思議な笛の音を耳にした。その笛の音の主は、張宿と名乗る１５歳の男の子だった。これで朱雀七星士、全員がみつかったとよろこぶ美朱。これで朱雀を呼び出せるし、鬼宿も迎えに行ける。そして、唯とも仲直りできると思っていた美朱だったが…!?　●収録作品　ふしぎ遊戯

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

最後の朱雀七星士は見つかって、これで朱雀を呼び出せるし、鬼宿も迎えに行ける喜ぶ美朱。そして、唯とも仲直りできると思っていた美朱だったが…。この巻は唯に蠱毒を飲まされ記憶も人格も変えられた鬼宿が、美朱を憎み命を狙う悲しい展開。ラブレターを破り捨てられ、美朱と会った瞬間に腕の骨を砕いたりと容赦なく、美朱の負う精神的ダメージはかなり大きいと思う。鬼宿VS美朱、鬼宿VS翼宿の戦い、展開が分かっていてもやっぱり読むのは辛い。この戦いの翼宿がめちゃ男前で好感度が上がった。人格が変わってはずなのに自然と涙を流す鬼宿。

2020/09/28

[梅みかん]

鬼宿からの手紙を持って鬼宿に再度会いに行く美朱が…。この巻は読んでて辛い。翼宿が男前だ。

2016/10/20

[十六夜（いざよい）]

七星士がそろい鬼宿を迎えに行くが、現れたのは蠱毒を飲まされ記憶を操作された鬼宿だった。美朱の衝撃を受けたシーンがセリフなしで１ページ使ってたり、表現の仕方が上手い。果たして美朱は以前の鬼宿を取り戻せるのか。

2015/05/05

[呉藍]

張宿を名乗る彼のことがけっこう好きだっただけに、この先の展開はショックでならなかったなぁと。ふしぎ遊戯はアニメから入った身なので、原作ってこうだったんだーと新鮮。そしてこっちの方がギャグ多め……かな？

2010/09/23

[社長パラディナイト]

張宿（ちりこ）とあっさり出会い、鬼宿を迎えにゆく。なにやら様子がおかしい。戦闘開始。

2015/10/31