少年サンデーコミックスワイド版 め組の大吾 〈０８〉

曽田正人

小学館（2002/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 368p／高さ 19cm
• 商品コード 9784091267689
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

助けを求める人がいる。１％でも可能性がある限り、消防士は火の中へと飛び込んで行く。若き熱血消防官・朝比奈大吾の活躍と成長を熱く描く名作が、ワイド版になって再登場！

▼第128話／えび谷消防少年団▼第129話／バケツの伝説▼第130話／スゲー消防士▼第131話／真の英雄▼第132話／新兵器を手に▼第133話／因縁の地▼第134話／至近距離▼第135話／爆発▼第136話／悪夢よさらば▼第137話／あるエピローグ▼第138話／真っ赤な記憶▼第139話／海からの風▼第140話／傷ついた本能▼第141話／真意▼第142話／危機発覚▼第143話／重大な決意▼第144話／ギリギリの選択▼第145話／決断▼第146話／バカ者到着●主な登場人物／朝比奈大吾（千国市中央消防署めだかヶ浜出張所に配属された新米消防官）、五味消防司令（めだかヶ浜出張所の所長。火事の現場から少年時代の大吾を救出したこともある名消防士）●あらすじ／えび谷温泉という温泉街へ、旅行に出掛けた大吾。この町は大人も子供も、消防に対する意識がとても高かった。その理由は、15年前に起きた寺の火事にある。当時この町には消防署も消防設備もなく、燃えさかる炎を前に村人達は成す術もなかった。だが、旅行に来ていた一人の消防士が先頭に立って町の人達を指揮し、必死のバケツリレーで消火に成功したのだ。それ以来「えび谷温泉郷消防団」や、小さな子供たちによる「消防少年団」が結成され、自警に務めてきたのだ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

旅先で出会った町の消防団の人たちとの交流を通して、五味の偉大さを改めて知った大吾。消火の新兵器インパルスと、五味を越えようと、千国国際空港建設建設現場で起きた災害の鎮圧に乗り込んだ大吾だったが…。五味の凄さと、病院火災で母親を亡くした忍足の過去、火にまかれた大吾の恐怖によるトラウマと空港火災…盛り沢山な内容がぎゅっと詰まった巻だった。薄々感じてはいたが、甘粕はいい奴だ。

2021/12/30

[緋莢]

「お前、このままじゃツブれるぞ！！」五味から突如、１週間の休暇を命じられた大吾。向かった先のえび谷温泉で、大吾はかつて、寺の火災で、住民たちを指揮して消火活動をした消防士の話を聞き・・・

2016/03/06

[eo]

サンデーうぇぶりで読みました とんでもないハンデを背負った状態での資格試験 誰もが続行不可能と思ったその時、大吾は火事場の経験を思い出して奮闘する その姿が他の受験者や試験官の心に火をつけた 諦めない心が本当素晴らしいです

2020/10/18

[furugenyo]

有志の消防団。インパルス消火システム。病院火災の記憶と空港火災。大吾が経験したのはPTSDのようなものだろうけれど、その傷の深さと、挽回のチャンス両方を一度の出場で与える。必要以上に焦らさない。

2012/07/22

[ととたた]

☆3

2017/01/05