少年サンデーコミックスワイド版 め組の大吾 〈０１〉

曽田正人

小学館（2001/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 390p／高さ 19cm
• 商品コード 9784091267610
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

助けを求める人がいる。１％でも可能性がある限り、消防士は火の中へと飛び込んで行く。若き熱血消防官・朝比奈大吾の活躍と成長を熱く描く名作が、ワイド版になって再登場！

"▼第１話／火事場のバカヤロー▼第２話／炎の洗礼▼第３話／決死のヤセがまん▼第４話／夜明けの鐘▼第５話／隣のあんちくしょう▼第６話／消火栓ウォーズ▼第７話／水はどうした!?▼第８話／勝負の果てに▼第９話／女難レスキュー▼第10話／生と死のバランス▼第11話／闘志の報酬▼第12話／プロの掟▼第13話／ツバメの棲む家▼第14話／屋根裏の住人▼第15話／雨の訪問者▼第16話／死の水圧▼第17話／てめえにだけは●主な登場人物／朝比奈大吾（千国市中央消防署めだかヶ浜出張所に配属された、18歳の新米消防官）、五味消防司令（めだかヶ浜出張所の所長。12年前、火事の現場から大吾を助け出してくれた名消防士。大吾を厳しく、あたたかく指導してくれる）、甘糟士郎（鯨台出張所に勤務する、優秀な新人消防士。大吾とは消防学校の同期生でライバル）●あらすじ／朝比奈大吾は、子供の頃、火事の現場から自分を助けてくれた消防士に憧れて、自分も消防士になる道を選んだ青年。消防学校での研修を終え、中央消防署・めだかケ浜出張所に配属された。憧れの消防士になれた大吾は、大張り切りで出張所に行くが、所長の五味をはじめ同僚の先輩たちはなんとものんびりしていて、気が抜けてしまう。めだか""カン""を持つ熱血新人消防士・朝比奈大吾が、火事、自動車事故、長雨で激流となった川など、様々な災害現場で大活躍。め組の先輩たちや、同期のライバル・甘糟らにもまれながら、一人前の消防士への第一歩を踏み出す。災害現場における人命救助という特殊な題材を描破し、1997年に第42回小学館漫画賞を受賞した名作のワイド版第１集。●その他の登場人物／植木消防司令補（め組第二小隊＜ポンプ車小隊＞隊長であるベテラン消防士）、大野（め組の先輩消防士）、落合（大吾の母校・めだかヶ浜高校の恩師。大吾の憧れの女性）、近藤純（大吾の高校の後輩。純は大吾にひかれている）"

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[緋莢]

幼い頃に火事で、消防士に助けられた朝比奈大吾。自身も消防士となり、やる気満々で、配属先のめだかヶ浜出張所に配属されたが、「めったに火事がない」、「市内一めでたい出張所」などの理由から、「め組」と呼ばれている場所で・・・

2016/03/05

[十六夜（いざよい）]

無鉄砲ながら人命救助に関しては優れた"カン"を持つ熱血新人消防士・朝比奈大吾が、火事、自動車事故、長雨で激流となった川など、様々な災害現場で大活躍。め組の先輩たちや、同期のライバル・甘糟らにもまれながら、一人前の消防士への第一歩を踏み出す。久しぶりに読んだけど、面白かった。最初はちょっと苦手だった絵も、読んでいるうちに全く気にならないくらい作品に入り込んでいた。幼い大吾を助けたのが、五味さんだった事が意外と早く判明して驚いた。それにしても大吾は危なっかしい。

2021/11/02

[まんがジジィ]

Yahoo、お試し版にて。　　何年か前に全巻を購読。アホ息子が興味を持ち購入しました。　自分の方がはまりました。(笑)　少し残念なのは最後が主人公がヒーローになりすぎたことです。(愛読者のみんな様ごめんなさい)

2016/02/16

[じお]

★★★★☆　子供の頃消防士に助けられた事から自身も消防士となった青年・大吾の熱血消防士ストーリー第１巻。某ライトノベルのあとがきから読みたくなって１巻だけ再読。紙一重の天才を描かせたら右に出るものはいない漫画家曽田正人の出世作…かな、シャカリキはちょっとマイナーだしね。とにかく熱い！の一言の漫画。主人公は熱血、舞台は炎、ストーリーは直球の王道！１巻の時点では主人公のイカレ具合や舞台の極限感はまだ薄いが、それでもヒリつく面白さはすでにあり、未読の人は是非読んでほしい作品である。

2019/01/10

[nas]

作者のシリーズの中で一番好きな奴。「天才」を描くのが上手い人だけどこれはぶっ壊れてる感じの大吾が凄くいい、それなのになんか可愛さがあるというか作者の他の「天才」キャラに比べると親しみやすいというか、多分活躍する場所が生きるか死ぬかのシーンだから多少ぶっ飛んでても気にならないからだろうけど、良いんすよね。でも一番好きなキャラは五味さんかな、「ガッツあるぜ」は使いたくなる

2020/12/14