少年サンデーコミックスワイド版 うしおととら 〈第１巻〉

藤田和日郎

小学館（2000/07発売）

• サイズ コミック判
• 商品コード 9784091258618
• Cコード C9979

出版社内容情報

妖怪・とらを封印「獣の槍」を、中学生・うしおが抜いてしまった！　人間と妖怪の凹凸タッグが活躍する、伝奇アクションの超傑作！！

▼第１話／序章「うしおととらであうの縁」▼第２話／第一章「石喰い」　其ノ壱・旧校舎に消ゆ▼第３話／同　其ノ弐・獣の槍発揮▼第４話／同　其ノ参・百足変化▼第５話／第二章「絵の棲む鬼」　其ノ壱・礼子▼第６話／同　其ノ弐・間崎▼第７話／同　其ノ参・鬼▼第８話／同　其ノ四・咆哮▼第９話／同　其ノ五・礼子像▼第10話／第三章「とら街へゆく」　其ノ壱・餓眠様▼第11話／同　其ノ弐・街の中は危険がいっぱい！▼第12話／同　其ノ参・とらと文明あれるぎい▼第13話／同　其ノ四・とら推参！▼第14話／同其ノ五・とらの濡れ衣▼第15話／第四章「符咒師　ひょう」　其ノ壱・化物を狩る男●主な登場人物／蒼月潮（あおつき・うしお。14歳。住職の息子で、妖怪を倒せる「獣の槍」を操る主人公）、とら（潮の寺にある蔵の地下室に、五百年も閉じ込められていた妖怪。見た目には世にも恐ろしい風貌だが、結構マヌケなところもあり、潮とはいいコンビになっている）●あらすじ／寺の住職である父に、蔵の整理を命じられた潮。片付けをしていると、その蔵の中に地下室があることに気付いた。扉を開けて入ってみると、なんとそこには五百年前に「獣の槍」で閉じ込められた妖怪がいた！（第１話）。●

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ふじ]

名作と名高いうしおととら、初読み。最終巻の作者の言葉が熱すぎて、これは読まなくては、と手に取りました。少し前にアニメ化されたのも納得、妖怪の話。妖怪「とら」の封印を解いてしまった少年「うしお」が互いに争いながらも共に戦い、認め合っていく話のよう。いろんなストーリー、いろんなキャラクターが描ける人なんだなぁ。

2016/08/28

[じょみ]

漫勉を見たら再読したくなりました。ストーリーも古く感じさせない作品です！

2015/10/01

[Ｄ４Ｃ]

久しぶりの再読。結構古い作品だけど、いつ見ても古さを感じさせない面白さがある。１巻の時点でうしおととらのコンビの立ち回りが完成されており、既に作品世界ができているというのは見事。ヒョウさんが、顔見せだけど既に１巻で登場してたのはちょっと驚き。

2015/09/01

[ビスケ]

再読。初単行本とは思えないほど完成度が高い。髪がバーンって長くなったうしおが最高にかっこいいんだよね。

2010/11/17

[白義]

とらが強くて怖いのにかわいすぎて困る。うしおととらの軽妙なやり取りに激しく豪快な妖怪バトル、まさに少年漫画って感じ。妖怪の恐ろしさや情念もしっかり描かれてて、絵もそれを表現するのにふさわしい力があるから、妖怪漫画としてもかなり素晴らしい出来なんだよなあ。これで初連載ってかなり凄い

2012/09/02