少年サンデーコミックス うしおととら 〈１０〉

藤田和日郎

小学館（1992/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091224903
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビが贈るハイパー伝奇ロマン！！

▼第19章／畜生からくり▼第１話／麻子と真由子・前編▼第２話／麻子と真由子・中編▼第３話／麻子と真由子・後編▼第20章「追撃の交差?伝承者」▼第１話／杜綱悟１伝承者の攻撃▼第２話／杜綱悟２式神の撃退▼第３話／杜綱悟３過去の疵▼第４話／杜綱悟４悟めざめる▼第５話／杜綱悟５うしお体内へ▼第６話／杜綱悟６体内鳴動●登場人物／蒼月悟（住職の息子で妖怪を操る主人公）、とら（潮の地下室に500年もいた妖怪）、中村麻子（潮の同級生でしっかり者）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まろんぱぱ♪]

潮がいない東京の話は、閑話休題といったところ。麻子ちゃんカッコいいです。人の心の暗闇に取り付かれた伝承者の杜綱を助けるために、体内に入るという決意をする潮。潮を理解し、援助を惜しまない仲間がいつの間にか増えているのが、やはり王道(^.^)b

2015/10/22

[流之助]

麻子&真由子対からくり編、杜綱悟編。からくり人形のフォルム怖すぎる。顔がバカっと割れて怖い表情に変化するやつは、人形浄瑠璃に出てくる人形が元ネタと思われる。からくりサーカスを彷彿とさせる話。強い女の子二人の苦さを含んだ友情がいい。杜綱悟編ではブラコン&シスコン兄妹もさることながら、イズナ登場が印象的。狐の妖怪ということで白面の者との共通点あり。白面の者が悪性と老獪さを象徴し、こちらは善性と成長を象徴するのかも。巻末の人気投票はとらに軍配。みんなツンデレ好きケモナーということだろう（違う）。

2018/02/07

[十六夜（いざよい）]

麻子と真由子、みんながうしおの身を案じてる。だがその頃、うしおは婢妖に体を乗っとられた伝承候補者・杜綱悟を救うため、体内侵入を決意。それは、非常に危険な賭けだった。心臓を動力に動くからくり人形…設定も動きも怖すぎるわ。うしおとはなりゆきで行動を共にする秋葉だが、意外にもうしおをかなり高く評価している事がわかる回。そしてまた、なんだかんだでうしおを助けてしまうとらと、案内妖怪イズナが可愛い。

2022/09/26

[いおむ]

既読済です。

2018/05/27

[sion]

電子書籍にて。麻子と真由子の話がいいな。女の子が強い！流石にうしおの彼女候補？獣の槍の伝承者候補第一位がでできましたね。やっぱり候補生に選ばれなかった人達もいたのね。遠野の長から貰ったあのおにぎりは普通のじゃなかったんですか。食べても無くならないとは。

2015/08/03