少年サンデーコミックス うしおととら 〈８〉

藤田和日郎

小学館（1992/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091224880
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビが贈るハイパー伝奇ロマン！！

▼第15章「汝　歪んだ夜よりきたる」▼第３話／三日月▼第４話／夜に還れ▼第16章「湖の護り神」▼第１話／香山、片山、歩　受難▼第２話／土地神様と蛇神▼第３話／神酒を飲む▼第４話／槍の封印▼第５話／湖の護り神▼第17章「霧がくる」▼第１話／霧の道▼第２話／霧からの脱出▼第３話／霧の追跡●登場人物／蒼月潮（住職の息子で妖怪を操る主人公）、とら（潮の地下室に500年もいた妖怪）、中村麻子（潮の同級生でしっかり者）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まろんぱぱ♪]

哀しきｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱの物語、珍しく西洋の妖です(-ω-)この回は潮は活躍しません。今後のﾋｮｳの関わり方が示唆されます。洞爺湖の伝説の妖の話では、途中から仲間になった、軟派な片山と香上の二人が男気を見せます。二人とも良かったな、洞爺湖の神の言葉通り嫁？と巡り合います(^.^)b徐々に獣の槍が通用しない妖が現れる、その都度、新たに秘密を知るが潮の命をも削っていく。歩さんとの別れ、新たな旅、霧の妖との闘いで何を知るのか？

2015/10/20

[流之助]

表紙の絵の仕掛けが楽しい8巻。7巻から続き、アニメではカットされたシーンが多い。鏢対吸血鬼や、とらが死んだのでは？と動揺するうしお、封印の布を外した獣の槍など、重要なシーンがあったのに。歩と仁礼という女子キャラも捨てがたかったはず。泣く泣くカットしたのかな。サンピタラカムイのワガママ加減は神様らしくて好き。北海道のアイヌの発音なのかな。遠野妖怪とは違った味が出ていて楽しい。獣の槍に魂を吸われ獣化してくるうしおの変貌の様が迫力がある。単純に力のインフレにしなかった点はさすがの一言。ハチマキ姿のとらが可愛い。

2018/02/07

[カラシニコフ]

とら、真っ二つは衝撃的。 ★★★☆☆

2017/06/30

[アヤ姉]

共読表示のため、登録。うしとららしさを表してるような表紙♪感想はワイド版にて。

2015/07/17

[十六夜（いざよい）]

またもや現われた、やっかいな妖怪。洞爺湖を荒しまわる蛇神と闘うためとらの力を借りたうしおは、信じられない光景をみた。あのとらが蛇神の刃状の翼にかかって真っぷたつに…。御神酒？の力があったとはいえ、とらは真っ二つになっても死なないのね。さらにうしおたちは霧の妖怪に苦戦。あのヤクザが戦いにどう絡んでくるのか。毎回毎回出てくる妖怪たちが本当に気持ち悪い。

2022/07/21