少年サンデーコミックス 人魚の森

高橋留美子

小学館（1988/04発売）

• サイズ コミック判
• 商品コード 9784091218544
• Cコード C9979

出版社内容情報

神無木家の森の、どこかに、人魚が埋まっているという…人魚の肉は、不老長寿の妙薬か！？　表題作「人魚の森」ほか２話収録！！

▼第１話／人魚は笑わない　前編▼第２話／人魚は笑わない　後編▼第３話／闘魚の里　前編▼第４話／闘魚の里　後編▼第５話／人魚の森　前編▼第６話／人魚の森　後編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[二戸・カルピンチョ]

高橋留美子は大好きだ。人間と人魚が出逢うと悲しい物語になるのよね。特別な力を持つと、特別な十字架を背負う。

2015/10/23

[ヨル]

ブックオフに本を売りに行って、つい買ってしまった。子供の頃は同じことの繰り返しの毎日がずっと続くなんて！と、先を考えてうんざりしていたが、大人になって守るべきものもでき、うっかり死ねないな、なんて思うと人生の先の短さも意識されて、一日一日が大切に思えるようになった。だけど、自分だけ不老不死なんてことになったら、どうすればいいんだ？守るべきものは諸行無常、自分は永遠に不変。死にたくないけど、終わりが来ることが確定されている人生もまた良し、と思った。

2019/01/19

[hideko]

懐かしくて本棚から掘り出し再読。 古いよー。初版1988年！ 人魚の肉を食べると不老不死になる。 人魚の肉を食べた為、五百年も生き続ける湧太。舞台は現代だったり、過去だったりします。 人魚といってもア○デルセンのような可憐な姿を想像してはいけません。 舞台は日本ですから… ハッキリ言ってグロいシーン満載です。 しかし、アクションやストーリーの構成。 さすが、高橋留美子さんです。

2017/06/04

[葉鳥]

人魚のダークな方。不老長寿になれてもなれなくても寂しい結末だなあ。3話とも悲劇を生んで悲しい結末ではあったけど、最後の2人のやりとりに救われた。2人はどうなっていくんだろう。

2014/12/13

[十六夜（いざよい）]

このシリーズとても好きだ。人魚の肉を巡って起こる様々なエピソードを収録。不老不死になる事は果たして良い事なのか…考えさせられる部分も多い。

2018/02/27