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出版社内容情報
1848年、カリフォルニアで発見された一粒の黄金をきっかけに始まったゴールドラッシュ。黄金発見の翌年、1849年。噂は世界中へ広がり、野心家たちが無名の田舎町へと押し寄せていた──。
同じころ、アイルランドを襲った未曾有の飢饉で全てを失ったアメリアとコナーの貧乏主従も、人生逆転を期してカリフォルニアへ向かう。
大西洋を越え北米大陸を横断する遥かな旅が始まる!
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
19
1849年、大飢饉のアイルランドから移民船に乗って、ゴールドラッシュに湧くアメリカ・カルフォルニアへ渡るアメリアとコナー。 実際の史実ものということで、期待に胸がわく。大飢饉による貧困というかなり過酷な現状を描きながら、主人公がギャグテイスト、というか馬鹿?なので奇妙に明るい。1巻ではニューヨークについたばかりなので、旅の道のりは長いものになりそうだ2021/04/08
流之助
15
うっすらと歴史の1部として知ってはいても、こんなふうに漫画で見せられると言葉を失う。巻末のおまけを読むと、実際はもっと酷い状況だらけだったのだろう。2020/12/27
軍縮地球市民shinshin
15
1848年に始まったアメリカのゴールドラッシュの話かと思いきや、イギリス統治下のアイルランドのジャガイモ飢饉が発端で、当時の庶民の貧困状態がよくわかる。そしてニューヨークはギャングが支配している街。。。ものすごく面白いとは思わないが、2巻買ってみようかな。2020/02/23
Ex libris 毒餃子
14
ジャガイモ飢饉によるアイルランド移民の話。ゴールドラッシュに湧くアメリカ・カリフォルニアへ道すがらのアイルランドから西海岸・ニューヨークに到着までが1巻。飢餓輸出でバタバタ死んでいくアイルランドの描写がなかなかシビア。このときの人口を未だに回復できていないという話も聞くからヤバい。移民船でも不衛生でバタバタ死んでいくのもリアル。今後も気になる作品。2019/06/30
瀬谷
13
ゴールドラッシュに人生逆転を狙う物語。その時代の民衆の厳しい暮らしや背負っている想いがヘビーだけど、主人公アメリアの前向きさ、従者コナーとのやり取りの面白さでシリアスになり過ぎず読みやすい。これからも続きを追いたい作品。2020/05/24