ヤングジャンプコミックスウルトラ 天上天下 〈第７巻〉

大暮維人

集英社（2001/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 236p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088762531
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゼロ]

その場だけの雰囲気と演出だけで言えばピカイチな作品。今回は、慎の力の暴走と弱さを描きながら、妹・真夜と仲良くする光臣を許さず叩く慎。慎の孤独は小さな時からあり、誰もが耐えられるものではなかった。唯一の光が真夜ではあるのだが、真夜が天邪鬼な性格もあり、悪化している印象。光臣は3分しか戦えない体を手に入れ、副作用として超人的な力を手に入れる。そして光臣との運命。光臣にやられてないじゃん！というツッコミを置いておけば、真魚との愛情物語は綺麗に終わった。せめて最後くらいは愛を持っていきたいということになった。

2017/09/01

[ミュポトワ@猫mode]

完結巻まで揃ったので読み直している天上天下7巻目。この巻も主人公が出てきませんｗ主人公として良いのかｗまぁ良いんでしょうよ、きっとｗ悲しい過去編の終盤ですものね。この過去編がないと薄っぺらくなっちゃいますものね。重たい過去編によって、物語に深みが増すのですよって何を擁護しているんでしょうねｗでもこの悲しみはあったほうが良かったというか、ナイトだめだろうなって思いますよ、物語としてね。ってことで8巻読んでいきます。8巻で過去編は終わりのはずだしね。

2021/02/28

[sskitto0504]

過去編のクライマックスになるのかな。慎のウンメイの辛さ。真夜や光臣の想い。そしてラストバトル、慎の全てを受け入れた真魚。かなり読み応えのあるシーンの連続だったな…

2016/06/08

[いおむ]

既読済です。

2018/04/29

[紫雲寺 篝]

予備戦の中、フーチェインが現れ慎は力を制御出来なくなる。そしてその火も消えかけた刹那、真夜の言葉に再び嫉妬とも憤怒ともつかぬ想いに駆られた慎は光臣に運命の一打を与える。光臣と慎の決着まで……。この巻はどこを取っても最高。力に飲み込まれた慎、そしてそこにある一つ限りの光である真夜、無邪気な彼女を奪う男光臣。慎が振り向いたシーンは暫く見つめてしまった。そして慎の運命論。これは納得してしまうなぁ。文字通り加速した光臣と涙する真夜。歪な友情。慎への愛を持つ真魚。最後の最期、龍形氣功鍛針功を打つ慎の叫びには圧巻。

2016/02/01