ジャンプコミックス ＳＱ． ＴＩＳＴＡ 〈２〉

遠藤達哉

集英社（2008/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 234p
• 商品コード 9784088745701
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[sskitto0504]

2冊だけなのにとても内容が凝縮されたよい作品。ティスタの最後の笑顔はとてもよかった。未来、3人が笑えていることを願います…

2016/05/07

[じょり]

あいつとそんなつながりが！って展開。結局次が出てきていたけど、彼女は人として幸せになれると良いな。

2009/08/08

[眠る山猫屋]

完結巻。ティスタが壊れていく。マシーンと化していく中にも、人間性の葛藤が。初期のリュック・ベッソン映画のような展開が、コミックという媒体でより精緻に描かれている。まぁニキータを彷彿させるのは仕方ないとして。キチンと作り込まれたコミックでした。

2015/09/20

[とまつ]

2巻で完結してしまうあたり、駆け足で進んでいる感は否めないが、むしろそれが、作者の話をまとめる上手さを際立たせている気がする。暗く、重いが、だからこそリアルにも感じられた。他の人物との相互関係にも趣向が凝らされており、そういった部分も、自分は好き。全体的な流れに粗さを感じられなくもないが、二冊でよくまとめたと思う。ティスタ、アーティー……彼女らに、幸多からんことを。

2014/09/23

[NAO]

只管に重々しさを積み重ねていく物語は、最後に一筋の光明を見せて幕を閉じる。２巻で完結しているとは思えない程に、密度の濃い読後感が残る。知られざる名作。

2012/04/16