ジャンプコミックス るろうに剣心 〈１７〉 - 明治剣客浪漫譚 決着―時代の選びし者

和月伸宏

集英社（1998/08発売）

• サイズ コミック判／ページ数 200p
• 商品コード 9784088722979
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゼロ]

遂に志々雄真実との戦いに終止符。主人公側である剣心が勝利を収めるが、彼の信念である「弱肉強食」の考えは、明治政府による「富国強兵」で実現している史実を鑑みると、誰が勝利か分からなくなる。由美が志々雄真実との戦いで命を落とすことになるが、剣心は命を落とすことのどこが幸せだ！？と言っていたが、彼女の愛は本物であり、幸せであった。志々雄真実は、体にハンデがあり、命を落としたが己の信念を曲げない悪のカリスマとしてブレなかった。国取りに向いている性格ではないが、彼も政府からの犠牲者であり、何とも言えない気持ちに。

2023/06/19

[読み人知らず]

実質最終戦だと思ってたなあ。こっからどうなる？？

2015/05/06

[クククワワワワククワガタ]

志々雄編完結。実写映画と比べるとちょっとごちゃごちゃしてるようにも感じたけど面白かった。「みんなで一緒に 東京へ帰ろうね...」諦めかけていた剣心が薫の言葉を思い出して立ち上がるところが良かった。生きる意志は何よりも強い。しかし斎藤一達観し過ぎだろ...剣心がああ言ってたんだからそんなあっさり諦めるなよ

2016/05/09

[大鳥かぐや]

長らく続いた京都編が完結。剣心、斎藤、左之助、蒼紫と連続で闘い、悉く打ち破った(皆負傷していたとはいえ)志々雄の強さに脱帽。二人の剣客の闘いは見応え十分。由美の結末には賛否があったようだけど、俺は好き。我らが斎藤さんがぁああッ……！ 方治の忠心に感服。志々雄、由美、方治の地獄でのラストがスゴく良い終わり方だった。悪役ここに極まる。こんなにアツい京都編から、どう話を続けるのだろう……。

2012/03/21

[十六夜（いざよい）]

意識を取り戻した剣心と肉体に時間制限のある志々雄の、限界を越えた闘いは熾烈を極めた。天翔龍閃対終の秘剣・火産霊しん、互いの最強の技がぶつかりあい…時代が選びし勝者は剣心か志々雄か!?長かった志々雄編が終了。最強の剣客２人に町１番の喧嘩屋、隠密リーダーの総掛かりでようやく追い込めるなんて、志々雄強すぎ…。志々雄亡き後の十本刀の行方まで設定あるのね。進撃の巨人並みの屯田兵、びっくりするだろうなー。

2022/12/13