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出版社内容情報
１９９９年の日本。平和な地方都市杜王町に空条承太郎がやって来た。この町に住む高校生、東方仗助はジョセフの浮気で産まれた息子だったのだ。そしてこの町に無気味なスタンドが迫っていた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
48
ジャンププラスでカラー版が無料公開中なんですよ。カラーになった承太郎の服が真っ白でインパクトがある。承太郎は28歳にして家庭持ちで学者として成功していると聞くと『女が騒ぐとムカつく』という言葉にも違った意味合いが感じられるし、仗助もキレっぷりの印象ばかりが強く残っていたけれど異様なまでに人間ができた上でのエッセンスとして逆鱗としての髪型があるというコミカルながらも立体的な人物造形に感心した。アクア・ネックレスも三部に比べるとパワーがないスタンドではあれど、日常に潜む凶悪さが描かれていて別の形の恐怖を誘う。2015/07/05
急いで突厥
28
再読。第4部開始。今度の主人公は東方仗助。ジョセフ・ジョースターの恥かきっ子なので、承太郎の伯父にあたる。ストーリーテラーは広瀬康一。 スタンドがどのようにして発現するかが解明される。後半虹村兄弟VS仗助。 康一はスタンドの弓に貫かれる。2013/06/22
トラシショウ。
27
何度目かの再読。エジプトでの闘いから時を経て、1999年の東北はM県S市にある地方都市杜王町を舞台に、ジョセフの隠し子である東方仗助の、町に巣食う様々な敵との闘いと冒険を描く第四部の開幕。スタンド「アクア・ネックレス」のアンジェロこと片桐安十朗との遭遇から廃屋に潜む虹村兄弟との出逢いまで。連載開始当初は三部までは明確な構想が在った、と言うのは有名な話で、つまりこの四部は(実のところは解らないが)三部の好評を承けて新たに練られたモノともとれる。果たして、四部にて荒木が試みたのは何か(以下コメ欄に余談)。2016/06/06
†ラーグ†Was it you who I’ve been searching for
25
「人間は何かを破壊して生きているといってもいい生物だ。その中でおまえの能力はこの世のどんなことよりもやさしい｡」1992/11/04
kawamata
23
第4部ダイヤモンドは砕けない。『スタンド』と呼ばれる『精神エネルギーが具現化』した人たちが戦うアクション漫画。第3部の主人公・空条承太郎から東方仗助へ。この巻では仗助の紹介から、片桐安十郎（通称アンジェロ）との闘い、そして、虹村形兆・億泰兄弟が登場します。昨年アニメ化され、いま実写映画をしきりに宣伝しているため再読。荒木さんの絵は好き嫌いがわかれますが、ストーリー、登場人物など個性的で魅力的です。1部・2部よりも3部からのほうが読みやすいかも。2017/07/15
