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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
虎師匠
18
500冊の切り番で再読。悪の秘密組織「ドレス」により、宿主を無敵の肉体へと変貌させる寄生生物「バオー」を寄生させられた青年と、予知能力を持つ少女の、組織からの決死の逃避行を描くバイオレンスアクション巨編。作者の二番目の週刊連載と実に30年前の作品故に絵柄、表現はまだまだ拙いけれど、物語の内容そのものはまるで古びておらず、寄生生物を用いた生物兵器や適応進化と言うSFガジェットは、むしろ現代でも通用する先見性を備えている事は贔屓目無しに見ても驚嘆に値するだろう。文句なしの娯楽作だと思う。(以下コメ欄にて)2015/01/25
たいぱぱ
7
高校の時以来の再読でしたが、今読むといろいろ未熟な部分が目につきます。寺沢〈コブラ〉武一のあとがきにびっくり。2013/04/20
洪七公
6
既読本1985/09/03
鈴
4
小学生位の時に読んだ以来。 懐かしい。 今読んでも割と面白い。2018/04/04
c
4
世間では「ファイアスターター」だの「強殖装甲ガイバー」だの「吸血鬼ゴケミドロ」などと言われているが、改めて読むと冒頭は「バタリアン」のタールマンだった。荒木の仕事の内では、最も時代と寝た…つまり80年代的な作品がこれだろう。スミレの造形がイコール80年代的ロリコン文化の反映とは言わないが、彼女のようにおしゃまな少女(「愛の若草物語」で言えばエイミータイプ)は永い「ジョジョ」サーガにも終ぞ登場していない。「ジョジョ(初期)」に繋がるのは、トム・サヴィーニやスクリーミング・マッド・ジョージ的ゴア描写である。2015/05/19