かたづの! - 八戸・遠野の女大名「清心尼」

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かたづの! - 八戸・遠野の女大名「清心尼」

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784087861112
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

直木賞作家の歴史小説『かたづの!』を
日本を代表する漫画家が丹念かつ流麗にコミック化!

江戸時代、女性という立場で、清心尼はいかにして
有象無象の敵を前に行き抜いたのか。
「武器を持たない戦い」を信条とする女大名の一代記。

慶長5年(1600年)、角を一本しか持たないカモシカ
が、八戸南部氏20代当主である直政の妻・祢々と出会う。
お互いに惹かれ、両者は友情を育む。やがてカモシカは
寿命で息を引き取ったものの意識は残り、祢々を手助け
する一本の角――南部の秘宝・片角(かたづの)となる。
平穏な生活を襲った、城主である夫と幼い嫡男の不審死。
その陰には、叔父である南部宗家・利直の策略が絡んでいた。
東北の地で女性ながら領主となった彼女は、数々の困難に
どう立ち向かったのか。戦をせずに家臣と領民を守り抜いた
江戸時代唯一の女大名「清心尼」の一代記。
八戸・遠野を舞台に描く、中島京子氏初の歴史ファンタジー
小説の世界観を、漫画で再現した最高傑作。


里中 満智子(さとなかまちこ)
1948年1月24日、大阪生まれ。
第1回講談社新人漫画賞を受賞し16歳でデビュー。
72年『あした輝く』『姫が行く!』 で講談社出版文化賞受賞。
82年『狩人の星座」で講談社漫画賞を受賞。
2006年日本漫画家協会文部科学大臣賞受賞。
10年文化庁長官表彰受賞。
13年古事記出版大賞太安万侶賞受賞。
14年外務大臣表彰受賞。
15年持統天皇を主人公にした『天上の虹』を32年かけて完結。
日本漫画家協会理事長、文化庁日本遺産審査委員会委員。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuit@積読消化中

77
里中満智子先生の描く「かたづの!」、勇気をもらえました!里中先生の作品は久々に読みましたが、先生の漫画は一貫して愛と勇気や希望が得られるものばかり、読み終えたあともしばらくは感動の余韻が残るほど。しかも、この主な舞台が青森の八戸。自分自身が中学の3年間、この八戸で暮らしたことがあったので、今更ながらに自分が住んだことのある土地の歴史を紐解く良い機会にもなりました。2020/03/05

たまきら

34
里中さんのマンガなので手に取りましたが、おお~南部の、しかもご縁がある遠野が出てきて大興奮。女性作家が実在した女大名を描いた原作を女性漫画家が描く贅沢よ。遠野物語で有名な妖怪たちもぞろぞろ登場して、とにかくオールスター感があって単なる歴史小説を超えたエンタメ感でした。面白かったです。2022/08/09

むつこ

28
里中さん版「かたづの」は、やはり芯の強い女性の決定版のようなしなやかで、小説のイメージ以上に愛されるキャラクターになっていた。いまだに三戸と八戸はどこか反目した関係だけど、南部せんべいは三戸のほうがおいしいと思うし、八戸の女性は芯の強いというより「頑固」のほうが近いだろうな。とにかく、里中先生が描くとは恐れ多い誉だ、ありがとうございます。2021/12/13

Roko

24
祢々は剃髪して出家し「清心尼」となりました。そうすることによって叔父から進められる結婚を断ることに成功したのです。この作戦にはビックリしました。表面上は夫のためとしていますが、利直の息のかかった人間を家に入れることを拒むための出家という策略だったのです。親戚であっても手を緩めずに八戸を手に入れようとする利直ってサイコパスだったのかなぁ。そんな人とトコトン戦った清心尼は、本当に偉いと思いました。2021/08/21

らなん

15
2019年。江戸時代唯一の女大名、清心尼の生涯を描いた中島京子さんの本を、里中満智子さんが漫画化した本。青森県の南部宗家の孫娘として生まれ、八戸城主養子と結婚した。その後、叔父の策略で、岩手県遠野に領地替えをさせられたが、遠野での独自裁量を認められ、遠野を荒れ地から住み良い地へと発展させた。羚羊(カモシカ)やカッパが出て来て、原作もそうなのか不明だが、それらに助けられているとこは、史実というよりファンタジーっぽかった。2021/04/03

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