感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆーいちろー
3
プロローグとも言うべき、女工哀史編?が終わり、それぞれの道を歩き始めた卯乃と咲久子だが、時に大正12年9月1日。関東大震災が起こり…と、やっぱり歴史大河物語はいいなぁ、とつくづく思う。次々と二人の主人公に降りかかる事件。立ち現れる状況。まさに昼ドラ的展開の醍醐味と言える。フェミニズムを軸としたマンガである以上、二人は対照的な世界にいながら、ともに「女性」に対する様々な偏見と戦っている。しかし、どうも二人の戦っている相手は違うようだ。卯乃は男性的視線と、咲久子は女性的視線と戦っているように思われる。2012/12/28
ゆり
1
咲久子も卯乃もすごい格好いい。面白い!ひとでなしのように見えていざというときは家族を大切にする咲久子がいいんじゃないでしょうか。そしてやっぱりこのふたりの友情がいいです。卯乃の不思議と何にも染まらないきりっと感が好き。ところで和歌子夫人はアイスクリンのお話の女の子の妹だったんですねえ、後から気づきました。2012/11/25
みるて
0
図書館の本 読了