「ハーレムの女たち」

「ハーレムの女たち」

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087831429
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

16世紀後期、オスマン宮廷は、カドゥンラール・スルタナトゥ(女人政治)と呼ばれる時代に入った。スルタンの母后、寵姫、皇女たちが権力を握り、幼帝や無気力、凡庸なスルタンを操って政治に介入した時代…。妖艶かつ残酷に繰り広げられる歴史ロマン。

目次

物語のはじめに
皇太后ヌルバヌと寵姫サフィエ
メフメット皇子の割礼式
ティノス島の娘
アナスタシア、ハーレムへ
寵姫キョセムとアフメット一世
青のモスク
キョセム、「嘆きの家」へ
オスマン二世、捕らわる
キョセム、皇太后となる〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋乃みかく

1
★★★★☆ 再読。面白かった。ハーレムって本当に残酷で特殊な世界ですね。。2011/07/08

ゆまち

1
こちらもやはり澁澤節。オスマン帝国には、いかなる形でも争いのなかった時期はほとんど無かったような印象が残る。2011/01/11

アキコ

0
16世紀後期から17世紀のオスマン帝国のスルタンやハーレムの女たちを描いた物語。オスマン帝国の衰退が徐々に表れ始めたときの話です。スルタンの母親は皇太后(ヴァリデ・スルタン)として力を持つことができ、この物語の多くは幼い皇子が在位していました。スルタンが若くして病で亡くなったり暗殺されたり、鳥籠に長いこといたために精神的におかしくなったりと激動な時代だと思いました。トルコのイスタンブールのトプカプ宮殿やブルーモスク、イエニ・モスクなどが違って見えてきます。2015/08/29

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