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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マホカンタ
29
この愛蔵版がでたタイミングは、実写映画化にあわせてと思ってたんですが、ただそれだけじゃなかったんですね。タイミングはずれてしまったけど、私も素敵なタイムカプセルを開けることができました。きっと、りぼん連載時には全ての意味が理解できなかった少女たちも、愛蔵版を読む頃にはまた違った感想を持てたはず。コミック化に際して加筆されたact16がなかった連載時には更に答え合わせがなかったわけだし。そう考えると本編ラストの終わり方は、素敵だな。矢沢あいさん最高です!2022/09/09
青龍
13
上とともに中古書店で購入して、久しぶりの再読。「NANA」でも思ったけど、バンド系音楽シーンがうまい。矢沢先生のセンス、好きです。そして、切ないストーリーの中、「この子たち、今どうしているかな?」と思わせる。2018/04/30
まゆら
11
上巻に続き再読。切ない幻想ミステリー。矢沢あいのセンスと技量の詰まった名作で、何度読んでも切なく美しい作品です。2016/09/22
銀雪
6
12年前に読んだときは、これまで読んできたどの本よりもラストは泣いた。嗚咽が漏れるくらい泣いた。そのせつなさが強く印象に残っててなかなか読み返せないでいたけれど、改めて読んでみたら、やっぱり切ないけれども、ボロ泣きしたけれどもすごく好きな作品だし、いい終わり方だと思う。覚えていなかった部分や勘違いしていたシーンも多かったので、読み返すことができてよかった。蛍たちは、私のひとつ上になるのかな。ネットがまだ一般的でない時代ならではの描写も多くて、そこも気に入った。2018/05/14
かいり
6
いつか買いたかった本。あとは、天使なんかじゃないを揃えたいな。最後にこの愛蔵本がでるころは蛍たちは高校2年生と書いてあったけど、今現在だと27くらいになるのかな。さらに倍たってる。とても前の作品なのに、絵に古さを感じないのは、さすが矢沢あい。4人のその後気になるので、またNANAとかに通りすがりとかで出てほしいな。ストーリーの展開の仕方、大好きです。2015/08/15