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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りりす
9
短編集。この作者の漫画を初めて読んだ。『北斗の拳』とかマカロニウエスタンに影響を受けてるのかなぁ(私はどちらも詳しくないですが)。所々、昔の漫画に共通するなにかがある。両方のファンからどつかれるのを恐れずに言えば、竹宮惠子の漫画のギャグタッチの場面を連想した。2017/01/09
白義
8
メイクを施した演技で「心身ともになりきる」ことで戦うアイリンの造形が渋い。なんにでもなれる強さとなにかにならねば戦えない脆さの同居というか、これが連載されていたらかなり味のある作品になっていたのだろうなあ。昔の英米SF短編のようなサスペンス溢れる決まった感じのストーリーが多い。しかし絵柄があまりに別人過ぎて感慨深い2013/10/13
sibasiba
6
漫画短編集。10年以上死蔵してました。「アウトロー・マン」以外は全部読んでるしと言い訳するが、愛蔵版の罠として買って眺めたら満足して棚の肥やしになってしまって。「ゴージャス・アイリン」は女性主人公で暗殺者、メイクによる超絶能力でバトルとかかなり良いのに、連載してほしかった。初期作品ばかりなので絵柄の試行錯誤の変化を楽しめる。しかしこの本に収録された作品の要素全部「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズにより洗練されて組み込まれていて感心した。2017/04/25
v&b
2
名篇、あるいはそれ以上のものと、傑作2、3篇。アイリンとマイケルの話が愛おしい。荒木は今の評価でも、十分過小評価だな。追いかけよう。2010/12/16
hibimoriSitaro
1
再読。2004年3月初版。函入りソフトカヴァの愛蔵版で,アイリン(2篇)・ビーティー(読切版)・バージニア(SF)・ポーカー(デビュ作)のほかに,原稿紛失のため掲載誌面をコピー起こしした「アウトロー・マン」が入っている。さらに荒木の自作解題つきだ。コンビニ強盗するアイリンがえらくかわいい。 ジャンプコミックスのビーティーを選んで買っているからおれはかなり古参の読者だが,「アウトロー・マン」はこの本に載るまで知らなかった。なるほど白土三平っぽいところがあるね。2015/09/16