さくら日和

  • ポイントキャンペーン

さくら日和

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087752540
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

大爆笑確約!!みんなが待ってたももこの今がぎっしり!!書き下ろしエッセイ最新作。爆笑作家、今年も健在!!最近の面白作家を引っさげて、皆様のもとへ元気に見参!!

目次

報告
お兄ちゃんのスカウト
おめでとう新福さん
ヒロシの調子
浄水器のフィルター
深まる息子の疑惑
母の心配
くいしんぼう同盟の結成
台湾台風ふたたび
健康の研究〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

186
本作は冒頭から、作者さくらももこ先生が離婚された報告で幕をあけるスタートですが、中身はやっぱりいつもの抱腹絶倒エッセイでした。本作も相変わらず「父ヒロシ」は素晴らしい活躍?で、読者にステキな笑いを提供してくれます。「お母さん」も変わらず、お元気なようでいくつになっても引き続き、作者である娘を叱り続けているようです。「お姉ちゃん」のクールぶりも健在で、やっぱり『さくら家』はこうでなくてはと期待を裏切りません。さくら先生の息子さんが、自分の母親が「さくらももこ」かどうか疑い、気づき始めてきており、笑えます。2018/10/06

nyaoko

90
冒頭より、離婚のお知らせ。言葉少なくてもいかに大変だったか吐露されている。当時の報道を記憶しているけど、本当に苦労されたんだなぁと思い出す。そして、自分の会社に友人であった賀来千香子さんのお兄さんを引き抜く話は本当に辛い。「私が死んだら遺作フェアで安泰ですよ」なんて、シャレになんないよ、さくらさん(泣)それでも、一人息子と家族への思いや、信頼を寄せる人々へのサプライズなんて、まさにちびまる子ちゃんの世界そのもの。止まらないわ、さくらももこ再読が。2020/02/03

大福

82
このエッセイは1999年に発行されています。「お兄ちゃんのスカウト」では交流のある加来千賀子さんのお兄さんを、プロダクションにスカウトするお話。口説き落とす時に【もしも今ここで私が死んでもプロダクションには印税が入るんです】と【私が死んだら、書店では一応、さくらももこ遺作フェアというのをやってくれるでしょう】と…まだ病気になる前の元気なさくらももこさんがお兄さんを口説き落としたエピソードが…まさか19年後に現実になるなんて。もうこの可愛らしいイラストも癖のある字も新しく生まれることはないんですね。2018/09/09

おかだ

54
昔『もものかんづめ』を読んで笑い転げた記憶があり、図書館で手に取った。無性に笑いたい気分だったんだけど、それほど笑えず。ほのぼの愉快、といった具合。言い間違いのやつと、お姉ちゃんと浄水器分解するやつが好き。旅行とか大掛かりな企画モノより、笑える日常系のやつが好きだな。子供の言葉遣いは注意したほうが良い。祖父母に「死ね」言うのはさすがに笑いが引っ込むレベル。2018/02/24

Tetchy

45
今回の特色は今までのエッセイは作者の過去の経験、体験をモチーフに展開されていたのに対し、近況について語られる点。これが実はエッセイでは一番難しい。そう面白いことが毎日あるはずが無いから。さくらももこの素晴らしい所は、面白い事を探すのではなく、自分で作り出すところ。特に新福さんの歓迎パーティーは常人が到底思いつかないイヴェントである。あとやはり離婚の話。これを短いながらも報告するそのプロ根性にも感心した。あと子育ての苦労話は私の琴線に触れた。2009/08/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/557631
  • ご注意事項