内容説明
テーマは十八番の「子供時代」。お気楽で濃密な爆笑世界へようこそ。
目次
『うわの空』の詳細
自分の部屋が欲しい
大地震の噂
文通をする
犬を拾う
ラジオ体操
七夕祭り
休みたがり屋
誕生パーティーをひらく
親の離婚話の思い出
腹痛の恐怖
はまじとの噂
教会へ通う
友達に英会話を習う
ノストラダムスの大予言
モモエちゃんのコンサート
家庭内クリスマス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
130
第2期エッセイシリーズの第2弾です。本作はとにかく『ラジオ体操』のネタがぶっちぎりでストライクでした。アニメで見る以上に「お母さん」がかなり手強い?キャラだったのが、十分に伝わります。更に印象的だったのは『大地震の噂』という話で、地震は「大切なものがあろうとなかろうと、夢があろうとなかろうと、突然ドシンとやってきてぶっ壊すだけ」と改めて地震の恐ろしさを記述し「みんなが大事なものを抱えながら生きている」と書いています。更に「人間か地球を壊さないように絶対に気をつけなくてはならない。」とも。深いですよね。2018/09/30
Die-Go
73
図書館本。追悼さくらももこさん。さくらさんの子ども時代を振り返るエッセイ。ちょっと変わった、でも不思議と懐かしさを感じる内容。特に「誕生パーティーをひらく」では、自分の誕生日のワクワクドキドキ感を思い起こさせてもらった。★★★☆☆2018/09/24
きさらぎ
40
このシリーズの表紙はどれも手作り感満載であったかい雰囲気。ほぼ同世代のさくらさん。「あの頃ああだったなぁ~」と共通の思い出に浸れる。自分もどちらかというと皮肉屋だったので大人に対して同じようなこと思ってたな、と(笑) でも親になってみるとそんな子供時代の記憶をすっかり忘れて大人目線でしか子供を見れなくなってる。子育て時代にコレ読めてたらなぁ~と思った。2018/11/16
シャコタンブルー
20
ちびまる子はさくらももこさんそのままです。授業中も窓から見える山や空を眺め、消しゴムのカスを集めて遊んだり、ノートにらくがくしたり、空想好きの漫画家になる本質的な要素をたくさん持っていたんですね。本の最後「さくらももこの手引き」わたしはおもしろいこと考えてあなたのところにあそびに行くという職業をしています。ー そうしてあなたと一緒に笑います。それがわたしのいちばんうれしくて大切なこと。-あなたはにっこり笑って次のページをめくってください。こうして私の話はどんどんすすんでゆきます。あなたと一緒に。感涙です。2018/08/29
まろろろろ~ん
19
【図書館本】まる子の原点。さくらももこさん、惜しい人を亡くしたとつくづく感じる。😥2021/12/04