内容説明
メコン4400kmの濁流にそってインドシナ半島を縦断した、大河といのちの絵巻物。なつかしくたくましいラオス山岳川民族から、アジア最大の収縮拡大する泥の湖トンレサップ。メコンデルタに生きる、力強いベトナム河口漁師の驚くべき待ちぶせ漁。
目次
ラオスの奥地へ
川が折れるところ
何もないコン島の豊かな日々。
泥の巨大湖トンレサップ
ヘビがわらわら、豊穣のメコンデルタ
黄金水道・南シナ海に出る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なかなか
5
仏領インドシナに関心があるので手に取りましたが、ぼくの興味の方向とは違ったので(わかっていたことだけど)斜め読み。椎名さんは川とともに暮らす人間のたくましさに自ら接し、面白く見せてくれる。ぼくはこの地域であった戦争や内戦と今の社会の関係に興味がある、知識もないのに。2018/12/27
takeapple
4
椎名誠がメコン川を下った記録。個人的にとってもよかった。行ってみたいなあ。2008/06/13
イエテイ
2
メコン川を、ラオス、カンボジア、ベトナムと45日かけて下る。取材したりビール飲んだり洗濯したりと忙しい。漁獲高多いのでメコン川すげーと思った。2021/09/05
yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
2
ラオス、カンボジア、ベトナムへとメコン川を下っていった45日間の旅。日本人には想像がつかない川とともに暮らす人たちの生活がそこにはあったようです。2010/01/10
シルヴァ
1
面白かった。2018/10/12