内容説明
他人の不幸ほど、愉しくて、愛しいものが、この世にあるだろうか。お待たせしました。ますます冴えわたる、舌好調の第二弾!女同士のこの辛辣なやりとりに一度染まったら、もう、止まらない、やめられない。抱腹絶倒!ストレス解消万能薬!いまだ、これを超えるものなし。
目次
はじめに アタシ寝る人、アンタ食べる人
五十分の一のデイヴィッド・回るデイヴィッド
無意識無情・無意識実情
悪舌なるドライバー・善良なるドライバー
夜中の仙女さま・エンドウ豆のお姫さま
御息所の怨念・夕顔の一念
アララ記念日?・花束革命
カンカン電車・山手線上のアリア
愛を感じるとき・執念を感じるとき
違うの・結局、違わないの〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
37
先日テレビで2人の対談を観て面白かったので読了。講談社エッセイスト賞をとった前著のパート2。まあ、互いにこれだけよく悪口が言えるものだ(そして友情が続くものだ)と感心します。ある意味、男でもここまで言わない笑。いまの日本って人と人の会話も、文章も棘がないものばかりになっている気がします。だからこうした赤裸々なやりとりが新鮮に感じられます。でも、昔の日本人ってこんなのがフツーだった気もする。現代社会は一方でネットの罵詈雑言も生み出している。本音と建前を変に分けすぎるから、いびつな感じになっているのかなあー。2017/11/04
あすか
27
テレビでお馴染みの阿川佐和子さんと、女優の檀ふみさんの往復エッセイ。仲良しのお二人ならではのお互いの私生活をさらけ出しながら、独身女性をおもしろく描かれている。阿川佐和子さんは知っていたが、檀ふみさんはあまり知らなかったので、読み終えてから、ググったらお上品な感じの女優さんでびっくりしました。いい感じの距離を保ってるお二人が微笑ましかったです。2018/11/21
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
27
ダンさんアガワさんコンビの往復エッセイ集第2弾。お互いに相手のことを知り尽くして、愛のある悪口の応酬をする2人。おっとりゆっくりでいて几帳面なダンさんと、ちょこまかセカセカ大雑把なアガワさん、と性格も全く違うのに、これだけ気が合うのが羨ましい。今回は旅の話がメイン。こんなに違う性格の2人が一緒に旅行をして仲違いをしないのがすごい。先日、Youtubeで2人が出ているテレビ番組の動画を見たけれど、お互いにああ言えばこう言うで、エッセイのまんま!!とうれしくなった。2015/08/29
rana
7
1冊目を読まずにこちらから借りてしまった。すっかり仲良しの名コンビ阿川さんと檀さん、一見両極端におられるようなお二人だが、実はすごく似ていらっしゃることも・・・・とにかく軽妙なタッチでお互いのことを書かれ思わず吹き出す場面もある。どちらも、才女には違いない。2016/01/18
ロイヤルミルクティ
4
★★★☆☆2007/03/22