内容説明
「四十七人の力士」「パラサイト・デブ」「すべてがデブになる」「土俵（リング）・でぶせん」等、ベストセラー小説をベースに、神をも恐れぬ笑いが炸裂する７話。“ギャグ小説家”京極夏彦の誕生を告げる！？笑撃の新境地。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
92
何なんだ、この本は！の一言に尽きます。内容がないというかふざけているというか。様々な作品をパロディ仕立てにした究極のデブ小説。暑苦しいので夏に読むのには向いていませんね。正直、このような作品を出すことがある意味チャレンジャーだなと思います。2017/07/02
PSV
46
この本を読んで、ますます夏彦が好きになりました。まさに、どす恋なちゅひこくん(意味不明)。各種名作のパロディに、無理矢理力士ネタを絡め、まあ別にそれぞれの元ネタを知ってても知らんでも楽しめる内容になりつつも、なんだか読んでいるだけで汗臭くなってしまうこと必至、悶絶ドキュンな内容に俺感汗(ｵﾚｶﾝｶﾝ(造語)) ★★★★☆ 装丁もナイス過ぎるほどナイス。2012/06/13
勇波
41
寒い日にはもってこいの本。古本屋でどすこいっ！とハンパない存在感を発していたので思わず購入しました。良いか悪いかはさて置いて京極節で楽しめます。笑えます。そして呆れます★2015/03/08
セロリ
40
ごめんなさい🙇♀️ギブアップです。全然、頭に入ってこない。頑張って『脂鬼』までは追っかけたけれども。独立した短編ではなくて、連作短編だった。有名な小説タイトルを茶化した話だけど、全然面白くない。ほんの一部、吹き出したシーンはあったけどそれはほんの一部に過ぎない。そして、とても重い。内容じゃないよ、ほんとに重いのよ。分厚くて😅2022/09/30
キラ@道北民
36
【辛口失礼】先日のオフ会で京極さんの話になった時に、毛色の変わったのがあるよ！と教えてもらい早速読んでみたが、壁投げ本でした(ぶ厚くて壁にも投げられないけど)。パロディタイトル許した作家さんは偉いな。よく出版したな。デブ中心の話ってだけで、作者も一編終わる度に｢怒らないでね｣って書いてるけど、怒ります！蘊蓄も解説もいらないから話進めようよ。2編頑張って読んだけど、これ以上は無理でした。ごめんなさい。2018/06/13
