内容説明
新しいのに、極上の小説。「文章の快楽」を100%純粋に、果敢に追求する、気鋭の最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
5
清水ワールド初体験。謎めいた住まい・・・謎めいた隣人・・・謎めいた夫婦。幻でもみているのではないか?と感じるような日常。ページを繰るごとに恐怖心がわいてきた作品。2010/03/06
rinakko
2
再読。2016/08/22
NEWJPB
2
書きつつあるということを大切にしていた作家。そのエッセンスがにじみ出ている作品集。文をただ切らず、長く間を持たせながら、語り手と書き手が明確に別たれ過ぎないように、綴ることで、独特の時間表現に達している。気味の悪さは、比喩ではなくて、その文体が発している。特に「空言」は単に訳ありの女たちの奇妙な友情ではなく、文から来る気味の悪さこそ味わって欲しい。「ドゥードゥル」は作家特有の皮肉の聞いた観察が魅力である。何でこんなにだらだら文を続けるんだろう?と疑問を持った向きには、その味わいこそ作家の持ち味と言いたい。2014/02/24
菜緒未
0
清水博子さんの訃報に驚きました。わたしはけっこう好きな作家さんで、「処方箋」も「カギ」ももちろん「街の座標」も。「vanity」はテーマが関西+早稲田と(ジブンと)かぶりすぎて冒頭と半ばを読んだものの、未読の域ですが・・・