救命センターからの手紙 - ドクター・ファイルから

救命センターからの手紙 - ドクター・ファイルから

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087743265
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

detu

31
救命ドクター浜辺裕一氏、以前読んだ「カルテの向こう側」に惹かれて図書館読み。不謹慎ながら面白い、と思ってしまった。べらんめい口調の語り口が、助けた命、助けられなかった命にまつわる様々なケースを紹介している。改めて命とは、救命とは何か?と素人ながら考えてしまう。ムリクリに助けるだけが全てではないように思う。医療技術は発達しすぎたのでは、などとも考えてしまう。素晴らしい事であるはずなのに。2016/12/01

よしじ乃輔

3
救命ベテラン医師から見た、救命センターの現場。1人しか収容できないタイミングの患者のダブりへの葛藤、植物状態となる事が予測される場合の救命はどこまで行うものか、などこちら側では見えない思いが語られています。“止まった心臓が動けばいい“という考えではなく、救命後の人生迄も考慮する事ができるのはやはり経験からなのかもしれません。軽妙かつスピーディに医療と世相を語られています。2022/01/22

ちゅう

3
かなり昔に読んだ可能性があったけど、気になって図書館から。 奇跡はやはり奇跡なんだろうな、というのと、やはり医者だって人間で神様じゃない、本音をありがとう、という感じです。 勿論本当に本当の所は作者様及び医療関係者しかわからないであろうが、綺麗事じゃない現実を伝えてくれたように思います。 あれから医療技術はすすんであろうと 出版から年月が経とうと変わらないものだと思います。 2017/10/28

NAOMI LILY

2
ドラマやテレビの特番では出てこないお医者さんの本音が読める。 自殺者を受け入れたせいで、仕事で転落した重傷者を受け入れられない現場。研修医と担当医とのやりとりが、医者の目線を分かりやすくしている。2017/05/26

Aoi\(*ˊᗜˋ*)/

2
助かる命ばかりではないということ。綺麗事だけては済まされない現実。医師と患者と家族。様々なドラマがあり、「生」という戦いの場。現場を見てきた医師だから言える言葉がささります。2016/03/24

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