内容説明
吹き飛ぶ常識、舞う論理。だから物ごとは予想もしない方向へと転がっていくのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
64
「風が吹いたらほこりが舞って、目の見えぬ人ばかりがふえたなら、あんま志願が数千人、品切れ三味線増産体制、哀れな猫の大量虐殺、増えたネズミは風呂桶かじり、とどのつまりは桶屋がもうかる」ことの原理が納得できる短編集。ではない?2013/09/12
りちゃ
10
牛丼屋で働くシュンペイ、パチプロで推理好きのイッカク、役所勤めの超能力者ヨーノスケ。倉庫で共同生活をしている男三人。ヨーノスケの能力を頼りに相談者が訪れる。とはいっても、ヨーノスケの超能力はあくまでも趣味。確かに本物だが、低能力。もちろん、解決できるわけがない…。それでも何故か、救われる相談者たち。きっちり決まったパターンの短編集。2018/07/28
そうたそ
9
★★★★☆
zanta
8
120/4/26/2016 三人の設定と起こる事件と解決がなんともとぼけた味わいで面白かった。2016/04/26
mimi
5
再読。くだらなすぎて面白い。【超能力】ではなく【低能力】。2017/04/16