ホンの幸せ

ホンの幸せ

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087741599
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

内容説明

古典からハードボイルド、少女小説、日記、評論まで硬軟自在に本を解体。極私的生活雑感をちりばめて繰り広げるエッセイ風ブックガイド。愛と勇気と正義と笑いが止まらない辛口コラム。

目次

1 真実はひとつではない
2 最後の楽園
3 中年の証明
4 本の楽しみ
5 やれやれ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

33
読書会で紹介頂いて読了。その方はかなりの思い入れのある本と言うことでした。気持ちは分かります、そういう本があるのはいいですね。 2023/05/12

あけの

7
専門学生の諸君に告ぐ は以前どこかで読んだ記憶がと思いつつも楽しく読む やっぱりこの人好きだ2019/02/03

5
銀金に嵌まったのが中学入学前後で、新しいクラスでもお構い無しに休み時間ずっと読んでいたものだから、あとで親しくなったクラスメイトに「1人で本読んでばかりで暗くて怖い人かと思ってた」と言われて反省した。それまで昔の日本といえば漠然とした平安か戦国のイメージしかなかった私には、着物も侍も仏教もない古代のインパクトは強烈だった。あの襲いかかる怒涛の運命のなか血と土にまみれながら我が道を突き進む真秀の物語の背景には、氷室さんの、筆を折ろうかと考えるほど女の身の生き辛さを痛感する日々があったのだと初めて知った。2016/09/25

newheaven

2
読み返しすぎて、ほとんど骨身になっている、氷室さんの数々の本。『なんて素敵にジャパネスク』を読み始めたのは小学6年生だった。作者が亡くなられていたことを知らずに、ずっと続編を楽しみに生きていたのだけれど、なぜ、ジャパネスクの続編が出なかったのか、この本に書いてあった。女の子が自分の意見をはっきり言って生きていくことが、すがすがしさだけじゃないってことが身に染みて、書かなくなったのだと。「人はやっぱり実感なくしては、確信犯でなくては、どんなつまらない文章だって書けない。」でもやっぱり、瑠璃姫を読みたかった。2015/08/14

みなこ

1
氷室冴子の頼れる女の先輩感、はんぱない。だいすき2023/06/18

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