そのひとクチがブタのもと

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087734553
  • NDC分類 498.58
  • Cコード C0098

出版社内容情報

空腹だから食べる=嘘!?
無意識の食べすぎこそが、肥満の正体だった!
広告やパッケージ、生活習慣など、私たちの食行動は、空腹感以外の要素から影響を受けている。20以上の実験結果を基に、無意識の食べすぎから無意識の肥満解消へと導く方法を指南。

内容説明

無意識の食べ過ぎこそが肥満の正体だ。ドクター・ワンシンクが20を越える実験で実証した食行動の真実。空腹感以外にこんなにも影響を受けている食生活。

目次

はじめに 間食の科学
第1章 無意識の幅
第2章 忘れられた食べ物
第3章 テーブルスケープについて
第4章 わたしたちの周囲に隠れている説得者たち
第5章 無意識に食べるシナリオ
第6章 名前のゲーム
第7章 コンフォート・フードの気分
第8章 栄養管理者
第9章 ファストフード・フィーバー
第10章 無意識のうちに食の質を向上させる
付録(人気ダイエット法の比較;あなたのダイエット危険ゾーンを安全にする)

著者等紹介

ワンシンク,ブライアン[ワンシンク,ブライアン][Wansink,Brian]
アイオワ州出身。1990年、スタンフォード大学でマーケティングの博士号を取得。経営管理学、栄養科学、農業経済学、消費者経済学について、イリノイ大学、コーネル大学等で教鞭をとる。1992年にイリノイ大学に「Food & Brand Lab(食品・商標研究所)」を設立(2005年にコーネル大学へ移動)、広告やパッケージが食生活に及ぼす影響などに着目しつつ、人々の食生活改善のための研究を推進、フード・サイコロジストとして話題を集めている

中井京子[ナカイキョウコ]
立教大学大学院博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seacalf

42
どきっとするタイトルだけど、的を得ているなあ。減量中なのでなおさら身につまされる。フードサイコロジストとあまり聞き慣れない肩書きの著書がユニークな実験例の数々を紹介しながら、パッケージや皿、スプーン、グラス、名前や番号、ラベル、色、形、照明や香り、娯楽や距離などにいかに左右されているかを解き明かす。無自覚だけど、やっぱり影響受けているよなあと頷ける事多数。随所にユーモアを挟んだ文章と時に笑ってしまう実験に、ダイエットを抜きにしても楽しく読める。今後は、1日に100カロリーの無意識の幅と腹八分を心掛けよう。2021/09/25

悪者みきこ

6
海外のダイエット関係の文章好き!面白い。そしてためになる!痩せたいー!早く人間になりたい…2015/11/19

もけうに

4
インパクトあるタイトルだが、内容はかなりきちんとした行動心理学で、非常に面白い。ユーモアの効いた文章でクスッ笑え、更に生活に活かせる内容。無意識の幅。2021/09/01

ココアにんにく

4
「無意識の幅」って身に覚えありすぎ。これを逆に使うと200㎉ぐらい無意識に減らせそう。グラスの形の話や皿の大きさなども使って。様々な実験の様子が面白い。底なしスープ最高です!駄洒落のようなSeefoodの話も面白かった。手の届く場所に食べ物が満ちてる環境。それも脂肪と糖質と塩で至福度を高めたモノばかり。映画やテレビが終わるまで無意識に食べ続け…身に覚えアリです。ヘルシーそうな商品も以前は雰囲気で買ってました。タイトルのインパクトが強いですが、読み終わってみると「そらブタなるわぁ」って思えます。付録が嬉しい2019/03/06

きたむらさんえ

4
図書館本。人は食べる量を食べはじめる前に決めている/満腹になるか否かではなく、食べきるまで食べてしまう/食べ物が周りに常に見えている状態だとつまむ機会が増え、必然的に食べる量が空腹度に関係なく多くなる2015/09/05

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