内容説明
長い砂と雪の季節が過ぎると、その国には、花と緑とそよ風が訪れる。辺境へのはるかな旅。
目次
第1章 ごんごんと雲がいく
第2章 星がわらい風がおどる
第3章 ちからのたてがみ
第4章 光と風との入れかわり
第5章 高みからの眺め
第6章 風を切り裂く子供たち
第7章 太陽と草の祭典
第8章 さらば、雲よ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥
74
椎名さんのモンゴル紀行文。果てしなく続く草原、馬と共に静かに暮らすモンゴルの人々、何一つ遮るものがない満天の星空。読むとモンゴルに行きたくなる一冊。
アイス1億円
6
モンゴル紀行楽しい。でも行くのはまだいいかな。他に行きたいところがあってまだ行けていないからです。2015/03/19
mimi
3
モンゴルキャンペーン第三弾!子供の頃よく流れていたエドウィンの「シーナサン、ヤッホ!」の映像が鮮明に蘇る。思えばあの映像も私のモンゴルへの思いを駆り立てたきっかけかもしれない。司馬遼太郎先生とはまた違った紀行文。楽しくてワクワクして。一緒のキャンプに加わりたい!キャンプ料理が全部美味しそう!乗馬したことないから椎名さんみたいに馬で草原の海を疾走することはできないけど、街道をゆく同様、同じ感動を味わえると思う。命があるんだから一生懸命生きる、そんなシンプルな気持ちを思い出せるといいな…。2016/07/26
るうるう
2
ああ~面白かった。写真の中の椎名さん、偉丈夫でかっこいい。2016/04/04
りょうけん
2
(前略) なぁんだ、そうだったんだ、忘れたらきにせづに堂々とまた読めばいいのではないか。こりゃイイコトに気がついた。 さてでわこの辺でやっと本の話でも。 とても気持ちの良い本です。 まだあまり多くの人がモンゴルとい国に深く興味を持つ前の旅のお話です。 例によってモンゴルに取材旅行のシーナ兄いが、あれこれ喰って旨かった「どうしてこんなにうめいんだぁ~」という近刊本のタイトルの様なものです。 つまりいつものと同じです。どへ。 まあ、おなじ人が書くのでいつもと同じなのは仕方ないでっすよぉ。 すまんこってす2012/09/08