フェスタ―Festa

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フェスタ―Festa

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  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087718607
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

北海道浦河町で生産牧場を営む三上収、三上徹の親子。
パリ・ロンシャン競馬場で開催される世界最高峰の「凱旋門賞」の舞台で力を発揮できるのは、ステイゴールドの血統に違いない――と確信していた。
そう結論づけた収はその産駒であり、かつて凱旋門賞で二着となったナカヤマフェスタの種付けを続けていた。そうして収が自信を持って作り出した仔馬は、調教師・児玉健司の目に留まり、将来の可能性を信じた馬主の小森達之助に引き取られることに。
二歳となりカムナビと名付けられたかつての仔馬は、美浦の児玉厩舎に引き取られ、その気性の荒さから厩務員である小田島雅彦らに手を焼かせていた。
一進一退しながらも着々と結果を残していくカムナビ。
目指すは、日本競馬界の悲願である凱旋門賞制覇。
生産者、厩務員、調教師、馬主、ジョッキー……ホースマンたちの夢を一頭の競走馬に懸けた熱き物語。


【著者プロフィール】 馳星周(はせ・せいしゅう)
1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。96年デビュー作『不夜城』で第18回吉川英治文学新人賞受賞。98年『鎮魂歌』で第51回日本推理作家協会賞、2020年『少年と犬』で第163回直木賞受賞。他の著書に『約束の地で』『神奈備』『雪炎』『蒼き山嶺』『パーフェクトワールド(上・下)』『雨降る森の犬』『ソウルメイト』シリーズ、『黄金旅程』『ロスト・イン・ザ・ターフ』ほか。

内容説明

脈々と受け継がれてきたサラブレッドの血統とホースマンたちの熱き想い。北海道浦河町で競走馬の生産牧場を営む三上収、徹の親子は確信していた。毎年パリで開催される世界最高峰のレース「凱旋門賞」の舞台で力を発揮できるのは、ステイゴールドの血統に違いない―。目指すは、日本競馬界の悲願である凱旋門賞制覇。生産者、厩務員、調教師、馬主、ジョッキー…ホースマンたちが一頭のサラブレッドを信じ、その夢を託す。

著者等紹介

馳星周[ハセセイシュウ]
1965年、北海道生まれ。横浜市立大学卒業。96年『不夜城』でデビュー。翌年に同作で第一八回吉川英治文学新人賞を受賞。98年『鎮魂歌 不夜城2』で第五一回日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で第一回大藪春彦賞を受賞。2020年『少年と犬』で第一六三回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

189
馳 星周は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 著者の興味は、サラブレッド&歴史に移っている気がします。 何時か、パリ・ロンシャン競馬場にて、日本産馬が「凱旋門賞」を勝つレースを観戦してみたい🏇🏇🏇 https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/festa/2024/03/16

ゆみねこ

84
北海道浦河の小さな牧場で生まれた「かむなび」。ステイゴールド→ナカヤマフェスタの血を引くこの馬にかける人々。生産者・馬主・厩務員・調教師・ジョッキー、関わるすべての人と目指す『凱旋門賞』。夢中で読み終えて大満足。面白かった!2024/03/31

かぷち

83
ナカヤマフェスタの仔で凱旋門賞を目指す、渾身の競馬小説。競馬物の難しい所は、受け皿が少ないのであまりマニアックに現実路線を突き詰めると読まれない。かと言って大衆よりにカジュアルにすると、なんだか夢物語みたいになってしまう。『黄金旅程』は其の辺のバランスがとれていたが、それを上回る大満足の物語だった。やはり競走馬が実名で出て来るのがデカい、父がオルフェではなくフェスタってチョイスも渋い。全てに運が左右する一期一会の世界で結果を残す、一流とは言えない人々と馬が築き上げる迫真のドラマはやはり美しい。2024/04/05

のぶ

82
馳さんの競馬ものは「黄金旅程」と「ロスト・イン・ザ・ターフ」を読んでいるが、本作は前者に近い話で、出来も過去の作品に劣らず面白かった。ステイゴールド・ナカヤマフェスタという稀代の荒馬から誕生したカムナビの活躍を通して、決して一流ではない競馬関係者の面々が、それぞれの夢を神馬カムナビに託して頑張る姿は美しかった。カムナビをフランスの凱旋門賞で優勝させる夢を持ち続け、最後はそのレースのスリルに圧倒された。自分は特に競馬に興味はないが、馳さんの筆から溢れ出す競馬愛の熱い思いが伝わってきて感動した。2024/04/05

みゆ

73
あーー、爽やかな本読んだ~ヽ(^o^)丿 馬に魅せられ、馬を愛し、馬に尽くす男たちの物語。「凱旋門賞で勝つ馬を作りたい」日高の小さな牧場主の執念が生んだカムナビ。馬主、調教師、厩務員、騎手… いつも二番手・三番手で日の目を見ない人々が一つの夢に向かう姿が清々しい。競馬のことはよく知らないんだけど「馬はな、でっかくて温かいんだ」って言葉が沁みました。読み終わって晴れやかになれる本です。おススメっ('∇^d)☆!!2024/04/28

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