櫓太鼓がきこえる

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717440
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第33回小説すばる新人賞受賞作

選考委員を唸らせた、知られざる角界の裏方「呼出」に光を当てる、新しい相撲小説!

17歳の篤は高校を中退し、親との関係が悪化する中、先の見えない毎日を過ごしていたが、相撲ファンの叔父の勧めで相撲部屋に呼出見習いとして入門することに。関取はいないし弟子も少ない弱小の朝霧部屋で力士たちと暮らし、稽古と本場所を繰り返す日々が始まる。部屋違いの呼出である直之さんは、篤と年は同じながら角界入りは2年早い兄弟子で、声のよさと愛らしい顔立ちで人気があり、すでにファンもついていた。面倒見もよく助言をくれたり相談にのってくれたりするありがたい存在だ。しかし篤は本番で四股名を呼び間違える失態を演じるなど、しくじってばかり……。一方、年の近い先輩呼出の光太郎からは嫌がらせを受け続けていたが、ある日、直之さんのファンだと思っていた女性から、篤を応援していると告げられる。そんな日々を過ごす篤は、兄弟子力士たちの焦りや葛藤を間近に感じながら、「呼出」という仕事に就いた自分の在り方を見つめ直していく。

【著者略歴】
鈴村ふみ(すずむら・ふみ)
1995年、鳥取県生まれ。境港市在住。立命館大学文学部卒業。本作で第33回小説すばる新人賞を受賞。

内容説明

高校を中退し、相撲ファンの叔父の勧めで弱小相撲部屋に呼出見習いとして入門した十七歳の篤。実家を出たいがため、志もないままこの道を選んだ。しかし、力士たちと生活を共にし、彼らの挑戦や葛藤に立ち会うのち、「呼出」という仕事の喜びに目覚めていく。表舞台には立たないけれど頑張る人全員にエールを送る物語。第33回小説すばる新人賞受賞作。

著者等紹介

鈴村ふみ[スズムラフミ]
1995年、鳥取県米子市生まれ。立命館大学文学部卒業。『櫓太鼓がきこえる』で第33回小説すばる新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。