内容説明
行方不明の元スパイは、何らかの事件に巻き込まれたのか、あるいは祖国を裏切っているのか?この男の捜索を依頼されて、メアリと夫ホームズは1924年正月早々、大英帝国インド総督監視下でマハーラージャが治めるインドまで船旅に出て、船上で左翼の米国青年とその母、妹と出会う。そして奇術師に扮して、インドの村々で謎のマハーラージャの身辺を探りつつ高地の宮殿に近づいていく…。
著者等紹介
キング,ローリー・R.[キング,ローリーR.][King,Laurie R.]
1952年生まれ。宗教学の名誉博士号を持つ。サンフランシスコ市警の女性捜査官ケイト・マーティネリを主人公にした『捜査官ケイト』でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)とCWA(英国推理作家協会)の最優秀新人賞を受賞。メアリ・ラッセルのシリーズ『シャーロック・ホームズの愛弟子 女たちの闇』でネロ・ウルフ賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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