集英社文庫<br> 素敵な活字中毒者

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集英社文庫
素敵な活字中毒者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p
  • 商品コード 9784087510232
  • NDC分類 914.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

55
錚々たるアンソロジー。文庫初版は83年。収められた井上ひさし、開高健、野坂昭如、澁澤龍彦、山口瞳、大岡昇平の各氏が存命で、現役で書いていた。なんと豊潤な時代であったか。唖然とする程である。2021/12/08

GAKU

47
井上ひさし、田辺聖子、野坂昭如、夢野久作等々錚々たる作家の活字中毒にまつわる短篇が収録された一冊。著名作家の方々の活字中毒、本好きの逸話にただ、ただ感心。最後の椎名誠、鏡明、目黒孝二の鼎談も良かったです。 2022/05/08

メタボン

36
☆☆☆★ 本好きな人の逸話を聞く(読む)のは楽しい。ましてそれが創作であると尚更面白い。その意味では夢野久作「悪魔祈祷書」が出色の面白さ。野坂昭如「万引千摺り百十番」はタイトル通りの千摺り小説(本の中に精液をぶちまけるのは悪趣味の極み)。椎名誠「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」は後半に行くほど加速するように笑える。澁澤龍彦「文字食う虫について」は澁澤の博学度合いに舌を巻く。野呂邦暢「本盗人」は古書店の情景描写が良いがラストは今ひとつ。 2021/02/08

akira

20
「ときどき本を読みたいために、わざわざ鈍行で行ったり…」2022/05/29

こかち

12
表紙に並ぶ名をご覧下さい。蒼々たる豪華メンバー!ほとんどエッセイで、すこし短編も。既読作品もありましたが、どれもええ味出してる作品で、本好きならハァハァ楽しめる1冊だと思います。小林秀雄かっこいい。江国滋の読書日記は全部読みたい。香織ちゃんの名前がちょっと出てました。2018/06/27

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