感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
112
若かりし頃の筒井御大のやりたい放題R-18指定のウイットに富んだカオス本でした。最高に楽しめました。2019/09/14
優希
80
濃いです。ギャグも秀逸。笑いそうになるのをこらえるのが大変なくらい面白かったです。ナンセンスに満ちたブラックユーモア。刺激は強いですが、何故か力を抜いて読むことができました。筒井サンの奇才が思う存分発揮されていると思います。40年近く前の作品ながらも色褪せない魅力があります。2015/12/06
i-miya
71
2014.01.31(01/31)(再読)筒井康隆著。 01/30 (解説=稲葉明雄) 文庫本読者に解説するなど、野暮というものだろう。 2年前『筒井康隆読本』。 なにかのレッテルを張れば、作品自体から笑い返される。 才能発掘名人、江戸川乱歩氏が、筒井一家の『NULL』に目をつけ、さっそく編集者大坪直行を関西に赴かせ自ら主宰する『宝石』誌に兄弟の作品、一編ずつ収録、紹介。 『お助け』が載った号。 なかに、『相撲喪失』という実に奇妙な短編。 2014/01/31
saga
56
【再読】7つの短編。「穴」は、著者お得意の精神疾患を題材にしたもの。誰が正常なのか混乱する(笑)。「夜を走る」ではタクシー運転手の大阪弁が、何故か物語にすごく合っている。「たぬきの方程式」は、著者直筆の漫画でも読んだ記憶がある。落ちの切れ味が一番良かった。2023/11/12
10$の恋
44
いつもながら、1ページ目から出版禁止用語や表現があたりまえのようにご披露される。良かれ悪しかれ「自由」を痛烈に感じる筒井作品、今回も堪能したぞよ。毎度ド級の奔放さ、繰り出すジャブは私の“クスクス袋”を小突き回す。特に「夜に走る」は悶絶級お下劣な大阪弁でおます。その他の短編もヤバい。「欠陥バスの突撃」で人格を攪拌され、「ビタミン」の虚実に私の脳内ビタミンは破壊され、「フル・ネルソン」に至っては(どないなとせんかい!)と放心状態。主題作は言わずもがな。ひと昔前の強烈ナンセンスを味わいたいアナタ、読んでみる? 2021/10/01