集英社文庫<br> 一夢庵風流記

個数:
  • ポイントキャンペーン

集英社文庫
一夢庵風流記

  • 隆 慶一郎【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 集英社(1992/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月30日 18時54分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784087498776
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

死ぬも生きるも運まかせ。たった一騎で戦場に斬り込み、朱柄の槍を振り回す―。戦国時代末期、無類のいくさ人として、また、茶の湯を好む風流人として、何よりもまた「天下のかぶき者」として知られた男、前田慶次郎。乱世を風に舞う花びらのように、美しく自由に生きたその一生を描く、第2回柴田錬三郎賞受賞の話題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カメ吉

54
漫画やパチンコ台で有名な『花の慶次』の原作小説。漫画の方は昔から大好きでよく読んでましたが原作は初めてでした。たぶん漫画と内容は一緒だろうと思って読んでみたら結構違ってて新鮮でした。フィクション?な話と史記に残るエピソードを混ぜ合わせたこの作品は前田慶次郎の魅力がいっぱいでした。漫画では琉球が舞台で梨沙と云う女性と恋に落ちたのが小説では朝鮮が舞台で伽姫と恋に落ちる。その他諸々の相違点はあれど慶次郎の魅力が満載でした!傾奇者で豪傑で文人で素直で酒や女性に長けてる慶次郎は正に漢(おとこ)の理想です。2020/05/21

佐々陽太朗(K.Tsubota)

54
私の好きな重松清氏の短編『シド・ヴィシャスから遠く離れて』に「パンクは生き方じゃない、死に方だ」という一説がある。パンクを傾奇者に置き換えてもスッキリなじむ気がする。薄汚く生きるくらいなら美しく死ぬ。そうすることで人の記憶の中で美しく生き続ける。つまり死に様を考えて生きる。だから褌は己の心のように真っ白であらねばならないとする。美しい死を心の底から欲しても類い希な強さ故生き残ってしまう男の美学。それは滅びの美学。勝つ側に味方するなどと薄みっともないことはしない。辛苦(たしな)みつつ降(くだ)る男は美しい。2013/06/20

緋莢

22
<たった一騎でも構わず遮二無二突き進んでゆく。朱色の柄の長槍を麻幹のように軽々と振り回し、みるみる敵を斃してゆく様は、正しく阿修羅としか云いようがない。慶次郎が駆けると敵陣は真っ二つに割れてしまうほどである。> “傾奇者”前田慶次郎の生涯を描いた作品。名前は知っていました(どちらかというと前田慶次という呼び名の方が馴染みはあります)が、一読、こんなに豪快な人だったのか!と、そのスケールの大きさに驚きました(続く2020/06/11

テツ

21
ジャンプで連載していた原哲夫の漫画版を読んだのが初めてだったな。史実では実際にそこまで活躍した訳ではないけれど、創作が多分に含まれるとはいえ戦国時代の末期に傾奇者として己の生命を輝かせた前田慶次の生き様は男の子が読むと滾るものがある(ジェンダー的な差別意識は皆無) ただ僕は前田利家が好きな武将の一人なので作中の保身を第一に考えてしまう老境の利家には読む度に少し悲しくなる。自分の人生を輝かせ、そしてまっすぐに貫く。当時とは世界が異なるけれど自分も見習って格好良く生きていきたい。2016/12/25

Aiichiro Nakajima

18
前田慶次にどっぷり浸かれます✨ 朝鮮出兵の場面がドピーク⤴️⤴️ ほんとに面白い。漫画もいっちゃおうかしら?2018/06/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/477652
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。