内容説明
天正10年。山崎の戦いの直後、羽柴秀吉に嫡子・秀正誕生。慶長5年、秀正・徳川家康連合軍、石田三成を関ヶ原に破り、大坂城の異母弟・秀頼を倒す。時に慶長8年。秀正は将軍となって名古屋に幕府を開く。そして日本の公用語は名古屋弁となった。江戸ならぬ名古屋で花ひらく文化は、政治は、経済は…。泰平と狂乱の「名古屋時代」260年。日本史を縦横無尽にパスティッシュした長編歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんらんしゃ🎡
21
★日産よりトヨタ。高島屋より松坂屋。AKBよりSKE。シーズン途中で監督交替のドラとグラ。それでも毎年シーズン始めには同時優勝の夢を見る。名古屋大好き人間なら読むべし。★名古屋出身著者がユーモアと名古屋愛にあふれた話を名古屋弁で書く。「秀吉の子が名古屋に幕府を開いたら」。江戸をはじめ地方出身の皆さんには、読みにくいことを覚悟で手に取ってください。 2016.10.62016/02/05
臓物ちゃん
9
『開国ニッポン』や『ifの幕末』など歴史改変SFの隠れた傑作を多く執筆している著者による仰天名古屋幕府興亡史。秀吉の子孫が名古屋を首都にしたせいで日本の公用語が名古屋弁になりきしめんが主食になるというブッ飛んだ架空日本ものだが、思ってた以上に江戸時代を忠実になぞっているのが物足りない。オーストラリアに幕府が小麦畑を作って小倉トーストを発明とかやってくれてもいいのにな、と夢の膨らむ一冊。2022/07/17
おぜ
9
定期的に読み直したくなる1冊。というのも、登場人物で名古屋出身の人のセリフがコテコテの名古屋弁なのだ。しかも豊臣秀吉にできた息子がいて、徳川ではなく豊臣が名古屋に幕府を開くという痛快な内容。名古屋弁に馴染みのない人はとても読みづらいと思うが、名古屋に少しでも愛着のある方は読んでみると面白いかと。いや、どえりゃーおもしれーで読んでみやぁ、といったところです。2016/10/16
かしまさ
7
愛郷心、名古屋大好きっていうのがよく伝わってくる。創作なのになんかこっちのがしっくり来るような気もするし。ほんのちょっとしたことで歴史は動くんだなも(←うつった2016/01/23
もだんたいむす
6
IFモノでも珍しい、秀吉に秀頼以外の息子がいたら……というお話。台詞の殆どが三河弁(?)なの、少し読みにくいが面白かった。★★★☆☆2014/11/24