内容説明
大手保険会社のOL妃手子は、危篤の報を受けて郷里に駆けつけるが、母は亡くなっていた。遺品の行李に仕舞われていた一冊の手帳と三枚の写真。そこには、彼女の知らない母の秘められた過去があった…。そして失われた時間を探して、妃手子の旅が始まる。セーヌの河岸、アフリカの湖畔へと何かに導かれるように辿った彼女は、やがて釜山の海峡を渡って―。名手が放つ上質な香りの長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カンパネルラ
1
なんで、こんなの読んじゃったかな~?2008/05/19
のん
0
母が亡くなり遺品の行李には手帳と写真があった。自分のルーツを確かめるように妃手子はアフリカの地へと旅立つ。日本の恋人、旅出会ったたくましい男、アフリカで暮らす長いこと合わなかった兄。見知らぬ父の面影を探し、父を、母の人生を、そして自分のことを知っていく。
sentence
0
途中から間延びしていたような…2012/07/23
Kaedina
0
母が亡くなったことをきっかけに家族の源流を探すために旅に出る妃手子。フランスに寄り道をしつつ、兄を訪ねてアフリカ行くところまでは多少わくわくしたがそこまでだった。2012/07/02
daichaco
0
☆☆(2/7)2011/08/01