集英社文庫<br> 図像学入門 - 目玉の思想と美学

集英社文庫
図像学入門 - 目玉の思想と美学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087486605
  • NDC分類 701
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akito Yoshiue

16
面白い。特に第2部は絵画の見方を教える文章として出色の出来だと思います。2019/05/28

2
読みやすく、少し物足りないくらいですが、図像のテーマを最後には身近なところまで引っ張ってきてくれます。2017/08/08

kyhitsuji

2
西洋絵画はただ鑑賞するのではなく意味を読み取るもの。描かれた物には必ず意味がある。 例えば貝は生命・出産・財産、蝶と蛾は魂、甲虫は永続、静物画の花瓶は世界・人生、パッションフラワーは受難・情熱、魚はキリスト、オレンジは聖母マリア、りんごは知恵等々。日本人にはない感覚なのでとてもためになった。 いわゆる図像についての話は第一部絵は見るな!読むべしと第二部図像学は面白いが中心。第三部はいきなり写真の話なのでちょっと面食らってしまいました。2014/12/25

うえ

1
「ゲスナーが人文主義のマナーに従って載せた怪異な鯨絵は、17世紀博物学の中核をなしつつ日本にも舶来される大著、ヨハン・ヨンストン『鳥獣虫魚図譜』にコピーされた…ヨンストン本は、1741年に野呂元丈により翻訳作業に付されている。しかしその図が世の中に流布するのは、平賀源内が同じ書物を購入した1768年以後であると見たほうがよいだろう」2015/03/27

左脳

1
マドラ社版で読んだけど、検索しても出てこないのでこちらに登録。テレビの深夜番組を書籍化したものだそうで、ぜひ映像で見たい。中世ぐらいまでは識字率の低い人びとに図像を見せ、その意図するところを語る説教師のような役割を宗教勢力が担って影響力を保っていたんだろうなあ。2011/04/03

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