集英社文庫<br> 文学の中の「猫」の話

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集英社文庫
文学の中の「猫」の話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087483338
  • NDC分類 904
  • Cコード C0195

内容説明

おしゃべりする猫、恋人以上に愛される猫、都会の猫、変身する猫、いつもいっしょの猫、謎をにぎる猫、不思議な猫―。古典的名作やミステリー、SF、エッセイなど文学の中に描かれたさまざまな猫たち。夏目漱石から大江健三郎、村上春樹、海外ではルイス・キャロル、ヘミングウェイからリリアン・J・ブラウンまで。代表的な文学作品約100点を紹介した文庫オリジナル猫文学ガイド。

目次

第1章 おしゃべりな猫
第2章 恋人以上に愛される猫
第3章 都会の猫
第4章 変身する猫
第5章 いつもいっしょの猫
第6章 謎をにぎる猫
第7章 不思議な猫

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

8
タイトル通り、文学の中に描かれた様々な猫の姿を紹介した、猫好きのためのブックガイドです。SF、純文学、ミステリ、エッセイ…本当にいろんな文学のなかに潜んでいるのだなあと感心しました。紹介文も丁寧で、参考図書も入手しやすいリストになっているので、これからの読書に役立てようと思います。2014/09/24

syk

1
思ったよりもずっと多くの作品を、国内外問わず紹介していて驚いた。その分一つの作品に対する紹介は短めというか、サラッとしているけれど、これはあくまで本を紹介する本なのでこれくらいが調度良い。ジャンル分けの仕方も個性を感じる。猫の可愛さは万国共通なんだなと改めて。海外文学自体あまり読んでこなかったからここから探しても良さそう。2023/10/03

カエル氏

1
読んだ本も何冊も紹介されていた。全部読んでみたい!2022/02/26

あずみ

1
「猫」の登場する文学作品などを紹介している本。 「猫」を扱った作品に着目して論文を書く、または文学作品における「猫」の描写・意味などを論じることがあるかもしれない人には良いかも。 内容云々ではなく、論文の作成などに役立つかもしれない。資料収集、資料のまとめ方、着目の仕方といった観点も人によっては論文を書くうえで参考にできるのでは。2011/08/02

はしもと

0
猫好きのための読書案内。世田谷線沿線にある、猫のいる素敵な本屋さんで見つけた。著者の「お茶の水文学研究会」はお茶大のサークルか何かだろうか、文章は学生が頑張って書き寄せました!風、これはこれでほのぼのした。パラパラめくる程度でまともに読む感じではないかな。日本の古典文学から最近の海外文学まで非常に幅広く紹介されていて、巻末の「猫が出てくる作品リスト」も見ているだけで面白かった。ここから読書を広げられそう。2018/07/04

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