集英社文庫<br> 機関車先生

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集英社文庫
機関車先生

  • 伊集院 静【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 集英社(2003/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087475531
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

瀬戸内の小さな島の全校生徒わずか7人の小学校に、北海道から臨時の先生がやって来た。身体がおおきくて、やさしい目をした先生。でも、病気のせいで口がきけない…島の大人たちの心配をよそに子供たちは、空より広く海より深いこころに包まれて、本当に大切なものを学んでゆく。おおきな活字とふりがなで読みやすくした第7回柴田錬三郎賞受賞の名作。書き下ろし「葉名島へ」を収録。

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年2月山口県生れ。立教大学卒。91年「乳房」で吉川英治文学新人賞、92年「受け月」で直木賞、94年「機関車先生」で柴田錬三郎賞、02年「ごろごろ」で吉川英治文学賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこまーぶる

81
読後は心が洗われるような一冊でした。閉鎖的な島に赴任してきた言語障害を持っている小学校の先生の話なんですが、島外からの来訪者であり障害があることで彼の存在を受け入れない大人の島民たちの狭き心に立腹したり、純粋に彼を受け入れ、その言動から次々と大切な事を身に付けて少しづつ純粋な大人になっていく子ども達の姿に暖かさを感じたり、忙しい感情とともに読書を進めましたね。背表紙の言葉に「空より広く海より深いこころに包まれて」と子ども達の姿を表現しているのが素敵です。機関車先生に逢って、僕も純粋な心を取り戻したいです。2018/06/08

佐島楓

37
自然の中で成長してゆく子どもたちと、病気のせいで口がきけない先生。大人のほうが既存の価値観にとらわれていることがよくわかる。勇気をもって強く生きてゆく美しさを教えてくれる一冊。2014/10/05

扉のこちら側

37
初読。口を全くきけない、しかし体も心も大きい、そんな先生が生徒数わずか7名の離島の小学生にやってくるという設定は、物語としてとてもズルいくらいのストレート。描かれる子どもや島の人々の生活が、夢や希望だけではないことろが、物語に深みを出している。2013/02/22

いずむ

28
世の中って、ホントに言葉にしなきゃ伝わらないものかな。人としての強さってなんだろう。優しさって、どうやって示したらいいんだろう。ボクがこの小さな島の子どもだったなら、きっと機関車先生の強さや優しさは、やっぱり難しくて理解できなかったかも知れない。だから、一社会人の今、彼が語らずして伝える、”語れないからこそ伝えられるコト”、その端々が少しだけ理解できた気がして、少し嬉しい。そんな嬉しさと、温かな思いと涙を大切にしようと思った。ボクは”強い”かな、”優しい”かな。機関車先生からの宿題、一生を懸けて考えよう。2012/09/24

とりあえず…

18
伊集院静さんの本を手にとるのは久々だけど、こんなほのぼのとした作品もあるのですね。瀬戸内海に浮かぶ小さな島に暮らす人々とそこに赴任してきた機関車先生との交流。子ども達の足音や目の輝きが伝わるような作品でした。『二十四の瞳』のようなお話。と言ってしまえばそれまでだけれど、テーマもわかりやすく、文章も読み易いので小学生にはオススメ。勿論大人の方が読んでも楽しめる作品です。2012/08/19

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