集英社文庫<br> 痛快!コンピュータ学

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集英社文庫
痛快!コンピュータ学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087474282
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C0195

内容説明

誕生から半世紀を経て、今なお爆発的に進化をし続けるコンピュータ・テクノロジー。その激流に呑みこまれることなく現代を生き抜くには、まず「情報とは何か」「コンピュータとは何なのか」の基本を知ることが不可欠。TRONで知られる坂村教授による、画期的な電脳学入門書がついに文庫化!今まで誰にも聞けなかった「素朴な疑問」もたちまち氷解。

目次

第1章 コンピュータ学へ、ようこそ
第2章 20世紀を変えた情報理論
第3章 戦争がコンピュータを作った
第4章 0と1のマジック・ブール代数
第5章 プログラム―コンピュータとの会話術
第6章 世界を変えた小さな「石」
第7章 マシンと人間の架け橋「OS」
第8章 インターネットは「信頼の輪」
第9章 電脳社会の落とし穴
第10章 コンピュータよどこに行く?

著者等紹介

坂村健[サカムラケン]
東京生れ、東京大学教授。専攻は電脳建築学。TRONプロジェクトのリーダーとして活躍。その画期的技術は、携帯電話などさまざまな機器に採用され、世界の注目を浴びている。2001年武田賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

19
パソコンの基本の基を、1999年当時の情勢を解説している。情報理論のマッチの例えからはじまり、ビット、論理学の練習問題にプログラミングの動きまで今までわからなかったつながりが見えてきて助かった。固有名詞と意味がまだつながりきらないので何回か読み直していきたい。2020/03/28

白義

17
コンピュータの歴史、仕組み、思想と古びない基本的なところを盛り込み、1999年刊行の本でありながら未だに最も優れた入門書の決定版として読まれ続けるロングセラー。コンピュータとはなんなのかを知る上で情報理論の始まりから筆を起こす丁寧さと一気に読ませる面白さ、注釈まで含めいい意味で軽やかでもある。プログラムや論理回路って一体何をしているの?というレベルでも読めるし、専門的なとこは読み飛ばしても歴史や当時の現状まとめだけで読み応えが多大にある。今後の展望についてはもちろん古びたりしているが全体的には今にも通じる2016/01/29

しゅわっち

12
デジタルの理解が深まり、計算機から文字が扱えるようになる仕組みがよく理解できた。後は、技術というよりも歴史がわかる本に感じた。ソ連とアメリカの戦っているときには、コンピュターの話がでない。しかし、それが差をつけたと思う内容であった。著者は、アメリカ企業に振り回された一人と思うが、リナックスが勢力を増やし、著者開発のトロンが、復活するのだろうか。興味がある。去年、著者が、アメリカの協会とソフトを無償にする契約した記事を見た。 本を読んで、人間工学で考えられたキーボードを使いたくなった。2019/08/25

マレオン

11
コンピュータ誕生に至る経緯、基本原理、ネットワーク通信など。コンピュータとその利用環境について、文系人間の私でも概略を理解できる良書だった。物事を学ぶとき、根本的な仕組みから知ることを重視する私のような人間にはお勧めできる本だと思う。気になる点として、今から20年前に出版された本だから、内容に古さを感じる場面が多々あった。ただ、コンピュータの原理は変わっておらず、筆者の言う「これからはコンピュータの実用化でなく、使い方を考える時代だ」との指摘もまた、20年を超えても変わらない重要な視点だと思った。2023/12/05

Arowana

8
筆者の人柄や功績を知り感慨深く読ませて頂きました。説明ジャンルは多岐に渡りますが、とても簡易平明でユーモラスなメタファーや余談を織り交ぜた文体に乗せられ一気にも読み上げられました。筆者の立ち上げた「オープンな」TRONプロジェクトが政治的陰謀により頓挫しかけたものの、結果的には世界から正当に評価されるに至り、私も嬉しく思います。コンピュータサイエンス史は国防政策と科学者・ハッカー、企業、エンドユーザー等多くの人間が複雑に関わって発展してきたものだという経緯は深みを感じさせます。知的好奇心と良心に感服。2017/02/03

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