内容説明
あなた覚えてますか20世紀末。洗脳にバイアグラ、和歌山カレー事件に医療ミスetc…。混迷錯綜する時代の本質に、太田と田中が激しく切り込み脱線・空転しつつ解明する、世紀末イミダス55連発。笑い飛ばして時代を読み解けば、新世紀の方向がそして日本が見えてくる!?問題作待望の文庫化。巻末に異才・おおひなたごうの描き下ろしコミック「あしたの爆笑問題」。必読。
目次
政治・経済編
社会・事件編
科学・心理編
流行・スポーツ編
文学・映画編
子供の王国編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lee Dragon
22
この本になんこのボケが含まれているのだろうか…よく思いつくなと感心します。 今から15年以上前の本ですが楽しんで読めました。2016/04/11
猫丸
10
現時点で第二次再審請求が受理された段階であるという、和歌山カレー事件が起こったのが1998年。本書出版の1999年において「あの事件についていうなら、カレーなのにハヤシっていう、そのあたりに謎が隠されている気がしますよね」という太田のボケが可能であった。もう20年も謎のままなのである。動機なし、自白なし、物証もアヤフヤときては、もはや真相には届かない不可解事件と見るほかないだろう。「帝銀」や「ぶどう酒」をはじめ「埼玉愛犬家連続殺人事件」など、毒物関係は全容が明らかにならない例が多い印象。2022/02/06
katoyann
6
古本で購入。90年後半から2000年にかけての漫才の時事ネタが収録されている。環境ホルモン、愛知万博など当時騒がれていた問題をなつかしく振り返った。 太田のボケがあって気軽に読めるのと、キーワード解説が丁寧にされているのが魅力となっている。やっぱり爆笑問題は面白い。2020/09/12
羊と蝸牛
4
再読。中学生くらいで初めて読んでバカ笑いした思い出。今でも笑える。ボケの嵐なのでどこが面白いとか言えません。笑 爆問を(太田を)好きになったきっかけの本。15年以上前の時事ネタなので、懐かしんだり、今になって理解できたり。お勉強にもなります。落語、ちゃんと聞いてみたいな。2014/07/01
パグレオン改めトニカマ坊や
2
世紀末のピースが笑いで埋まる。2017/02/18