内容説明
面倒な他人と付き合うくらいなら、自分だけの世界で孤独でいたい。母親への過度の依存が、そんな若者たちを大量に生み出しています。T・A(交流分析)心理学の権威である著者が、豊富なカウンセリング経験をもとに、引きこもる若者たちの心理を分析。家庭、学校、職場での対人関係に悩むすべての人に贈る、自立のためのガイドブック。
目次
自分自身を見つめてみよう―可能性の開発
完全であれ!だが、一体誰のために?―完全主義の悪循環
私は今どうなっている?―自我状態という考え方
私の中の三人の自分―自我状態の分析
自我状態を見分けるには―自我状態診断四つの方法
これ以外にやりようがないのか―代替案の発見
やりとり分析のコミュニケーション―対人関係の癖を把握する
いじめ、いじめられる喜びと悲しみ―心理的ゲームの分析
無視されるのだけはごめんだ―ストロークの理論
与えられたこの時間をどうついやすか―時間構成の理論〔ほか〕