集英社文庫<br> 女たちのジハード

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

集英社文庫
女たちのジハード

  • 篠田 節子【著】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 集英社(2000/01発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月27日 12時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087471489
  • Cコード C0193

内容説明

中堅保険会社に勤める5人のOL。条件のよい結婚に策略を巡らす美人のリサ。家事能力ゼロで結婚に失敗する紀子。有能なOLでありながら会社を辞めざるをえなくなったみどり。自分の城を持つことに邁進するいきおくれの康子。そして得意の英語で自立をめざす紗織。男性優位社会の中で、踏まれても虐げられても逞しく人生を切り開いていこうとする女たち。それぞれの選択と闘いを描く痛快長編。直木賞受賞作品。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

490
5人(純子を入れれば6人)の女性たちそれぞれの人生の選択を実に鮮やかに描く。「ジハード」は大袈裟なようでもあるが、その覚悟で臨んだ女たちだからこそ、読んでいて痛快なのだ。誰にとっても一回しかない人生、彼女たちは、それぞれに思いがけない転機に賭ける。さて、読者は誰に最も共感するだろう。少なくても紀子はないと思っていたが、直木賞の選考委員の男性作家たちには、一番人気であったらしい。私なら紗織か、あるいはリサか、迷うところ。さらには純子の魅力も捨て難い。そうして読者に目移りさせるところも、本書の仕掛けなのだ。2020/03/15

いつでも母さん

211
あの頃、どんな感想を持ったのか自分。20年ぶりの再読・・篠田作家の勢いを感じる作品だったなぁと、今更ながら楽しく読んだ。同じ会社の5人の女性に自分が働いていた頃を微かに思い出してダブらせてみてもここまでのタイプはいなかったなぁ。紀子のような女性が苦手なのは今も変わらないが、登場した男性たちも私にはどうもピンとこない。とは言え平成が終わり今、女たちはどうだろう?2020/03/16

hit4papa

130
中堅の保険会社に勤務する五人のOLにスポットを当てた作品です。仕事や恋愛に悩み多き彼女たちの目指すところは様々。無為に過ごした日々に気づくもの、海外にチャンスを見出そうとするもの、結婚から道を拓こうとするもの、家庭とキャリアの両立を望むもの。二十年以上前の作品ですが、古さは感じさせません(タイトルは除く)。ただし、社会において女性が声を上げやすい環境になりつつあるので、暫くすると今や昔となるかも。男性にも共感できる点が多々あり、楽しめます。ラストのふれ幅が大きくて思いのほかワクワクです。【直木賞】2021/06/14

mariya926

122
第117回直木賞受賞作品。5人の損保会社に勤めている女性の物語。それぞれ年齢や性格は違うのに、自分の人生を切り開いていく逞しさが爽快でした。会社の雰囲気が30歳以上をリストラにしていく中で、結婚や留学や起業など···特にアメリカの留学の部分は興味深い内容でした。最近は同年代の女性の小説を読みたかったので、ピッタリでした。今年は忙しかったので久々に読書に没頭できましたが、やっぱり読書はいいなぁと思いました~。2023/11/23

ユザキ部長

113
当たり前の事かも知れないけど、生きてく上で前途が平坦なわけがない。障害はつきもので、突破するしかない。それは女だけに限らず男にも。だだ物語は女性の方が華があって楽しい。冒頭のヤリだがりの男なんて象徴的で引き立て役にぴったりだと思った。転がる人生。どこで誰に会い、どの様に変化して行くかわからないね。2019/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/551918
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。