集英社文庫<br> サンタクロースのせいにしよう

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集英社文庫
サンタクロースのせいにしよう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087471250
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

一戸建てを二人でシェア、料理さえ作れば家賃はタダ。そんなおいしい話を見逃す手はない―。というわけで、気はいいけれど変わり者のお嬢様・銀子さんの家に居候することになった私。しかし、引っ越し早々、幽霊は出るわ、ゴミ捨て場の死体騒動に巻き込まれるわ…なぜかトラブルが続発。郊外の平凡な住宅地を舞台に、愛すべき、ちょっと奇妙な隣人たちが起こす事件を描くミステリ短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

126
連作短編集。日常の謎系。葉村シリーズのように事件に巻き込まれていく主人公。タイトルとはウラハラにブラック系が多いような気も・・・。2016/09/04

佐々陽太朗(K.Tsubota)

124
「日常のミステリ」分野の名著との評価を目にして読んでみた一冊である。登場人物が魅力的で会話が軽妙、しかも知的ときている。いいですよ、ホント、なかなかいい。主人公の柊子、そして柊子と一戸建てをシェアしている銀子、はたまた二人の共通の友人である夏見、この三人の愛すべきキャラクターがいつの間にか好きになっていた。ずっと彼女たち物語を読んでいたい気分だ。私にとってこういう小説を読んでいる時間こそが「日常」。人から見ればムダな時間かもしれない。しかし、何気ないムダを愉しむことこそ贅沢というものだ。悪くない。2014/06/03

セウテス

91
日常の謎7連作短編集。何故か読み忘れていた、初期の1995年度の作品。日常の謎とは言うものの、謎解きは隠し味程度であり人間模様そのものがメインの様だ。正に「ご町内ミステリ」という、紹介がハマった物語である。一応の主人公を務める柊子さん、著名人の娘であり少々天然が強いお嬢様の銀子さんと、同居する事になる。そこから始まるご町内ミステリなのだが、作者らしさは本作から既に要所々に表れている。はっきりとは目に見える様な形では無くても、「毒」が確かに其処に感じられる。本人に自覚が無い闇が、そっと描かれているのは凄い。2023/01/12

aquamarine

84
わたしこと岡村柊子は、友人・夏見の紹介で一軒家に住む松江銀子と同居することになる。その同居生活の間に起きた七つの出来事の連作短編だが、まず面白いと思ったのが探偵役が固定されていないこと。柊子だったり夏見だったり他の人物の時もある。連作で伏線を後に回収しながらラストへ向かうのも楽しいが、もちろん一つ一つが綺麗なミステリで若竹作品らしい苦さや痛みを伴ってくるところも最高。好みは全く気付かなかった伏線に唖然とし結末ににやりとした表題作。そして最後の柊子の言葉に大きく頷いた「空飛ぶマコト」。2021/12/25

おかむー

81
タイトルのみで惹かれて内容を吟味せぬままのチャレンジ、読み始めはコミカルな日常のドラマかと思っていたけれど、日常系ミステリでしたね。『もうすこしです』。世間知らずなお嬢様育ちの銀子さんの家に居候する主人公・柊子、銀子さんの家庭の事情や家に現れる老婆の幽霊、ご近所さんとの関わりのなかで起こる様々な謎とは。ユルくコミカルなようでいて、謎解き部分になるとものすごく説明的だったり、謎の真相がかなり後味の悪いものだったりで作品のカラーがころころと変わってどうも落ち着かない。方向性を絞ってくれたほうが楽しめたかな2015/06/18

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