内容説明
「かしこそうな人ってばかです」という独特の哲学で、著者の周りの“ばか”たちを分類、分析する。爼上にあげられたのは、友人、知人、劇団のスタッフから社長の中島らも氏、果ては母親までに及ぶ。でもその注がれる眼差しは熱く、優しく、愛に満ちている。的確なヒューマン・ウオッチングとユーモア、そして大阪特有のエッセンスをふりかけた、爆笑エッセイ。
目次
第1章 ばかのたば(油断している女たち;“擬音の女” ほか)
第2章 ははのたば(この母にして…;あんたとはやっとれんわ!! ほか)
第3章 むすめのたば(ドジ…それは罪;「りっぱな女」の話 ほか)
第4章 みごとのたば(頼りになるはずの人;二人三脚 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
40
図書館本。故・中島らも氏と共に劇団「リリパット・アーミー」を旗揚げした、わかぎえふさんのエッセイ。実在する愛すべきおバカもしくはドジっ子女性達(著者含む)の数々のエピソード。一話一話がそんなに長くないので読みやすい。私もかなり抜けてる方だけど、上には上がいるものなのだなーと妙な安心感。それはそうと、著者の名前を初めて見た時、”わかぎ えふ”なのか、”わか ぎえふ”なのか、どっちか分からんかった(笑)2019/05/19
ぜんこう
14
わかぎゑふさんの周りにいる女性のドジっぷりを綴ったエッセイ。こんな人もいるんやから大丈夫・・・と心が洗われました(笑)2014/07/12
読み人知らず
7
大阪人はアホは好意的に受け入れ、ばかは怒る性質があるのにばかのたばとは違和感あるタイトルでした。役者さんは面白い人が多い2015/06/17
み
7
感想読んで気になったので読みました。面白かったぁ♪あとがきの年号見てびっくり。古さがそんなに感じられませんでした。2013/10/28
若黎
6
すご〜く前に買ったが、積読山に埋もれてた。今日発掘したので、どれどれと読んでみた。ここが、というわけではないが、面白いなあ。2024/01/08